拓銀の破綻により、ハドソンの資金繰りも急速に悪化してしまいます。 一方で、自ら生み出したCD-ROMによって天外魔境やイース1・2などで、ゲームのスケールを拡大させたハドソンでしたが、そのためにゲームの制作規模が拡大し始めます。かつてのファミコン…
PC-FXの失敗によって、一つの時代が終わった感のあるハドソン。 そしてこのくらいから、「桃太郎電鉄」と「ボンバーマン」の続編を乱発するようになっていったらしい。 実際、この2つのシリーズの人気は高く、ボンバーマンはシリーズ累計1000万本を突破…
ハドソンのお話を続けます。 ゲーム業界での存在が印象に残るハドソンですが、1990年代からは多角化に取り組んでいた模様。 その中で気になったのは、ビジネスソフトを開発していた、ということ。 ハドソンは絶頂期の1991年に、当時、北海道の百貨店…
~~~箸休めのつもりで書き始めたところ、管理人の個人記憶の一人語りになってしまいました。そんな気持ち悪い文章にお付き合いいただける方だけ読んでね~~~ ハドソンについてお話ししている最中ですが、ここで脱線してみます。 記事を書いていて、当時…
ここまで、ハドソンの作り出してきたものや、ハードの性能の高さなどを紹介してきましたが、ここで絶頂期当たりのハドソンの社内の雰囲気について、お話ししてみようと思います。 ハドソンがどういう会社か?となると、管理人と同世代のゲーマーなら「自由な…
これまで紹介してきたゲームは、Huカードによるゲーム。ファミコンやメガドライブのソフトと同じような存在でした。 「同条件で3機種を比較する」となった場合には、Huカードで比較するのが最適でした。 しかしPCエンジンの性能を、ファミコンやメガドライ…
これまでPCエンジンの性能の高さについてお話してきましたが、PCエンジンのゲームソフトもまた、ファミコンと大きく異なっていた。 今回は、PCエンジンのゲームについてお話しします。なお、初期のゲームが中心になってしまうのでご勘弁を。 1、THE 功夫 PC…
1988年12月4日、ハドソンとNECは、PCエンジンの周辺機器である「CDーROM2」(通称:ロムロム)を発売。 このCD-ROMですが、家庭用ゲーム機向けのものとしては世界初でした。 当時のファミコンソフトでは「大容量ブーム」のようなことが起きていて、…
ハドソンとNECは1987年10月30日に、次世代ゲーム機「PCエンジン」を発売します。 PCエンジンは、「凄まじい」ゲーム機でした。全てにおいてファミコンを凌駕していました。 当時、それまでの主流のファミコンは、その性能の限界に達していました。 …
皆さん、ハドソンソフトという会社をご存知ですか? かつて札幌に存在した、ゲームソフトを作っていた会社です。 今ではもう、存在していませんが、ハドソンによって、一時期は北海道が、日本や世界のゲーム業界をリードしていました。 当ブログの最初の記事…
先日、千歳にて先端半導体の生産を目指す「ラピダス」の起工式が行われた、とのこと。 総額で5兆円にも上る、正に「国家プロジェクト」。 北海道でこの規模の国家プロジェクトが行われるのは。それこそ開国直後の北海道開拓以来なのでは? 当時は南下を進め…
おっかしいですね、北海道はお盆を過ぎると、気温が下がっていくはずなのに、まだ暑いぞ! 大通りのビアガーデンも延長してもよかったのでは? さて、最近の札幌の空は非常に晴れている。しかも透き通るように空高く見えるじゃないか! 青い空は素晴らしいで…
白熱している夏の高校野球ですが、北北海道代表・クラーク国際、南北海道代表・北海はともに善戦するも、敗退となりました。 でも、クラークは1勝したし、北海もベスト16入りしましたからね! 「北海道は強豪地域になっている!」と、全国の野球ファンに…
先日、ついに行ってきましたよ!エスコンフィールドに!! 混雑するだろうと思って、試合のない日に行ってきたんですが・・・・ 大混雑ではないけど、人が多かった! それで、感想ですが・・・・・・ 掛け値なしに凄かったです!!!! 野球場なんだけど、野…
多くの方は本日から出勤なのでは? どうです、やる気は出てますか? 今回は、どうしてもモチベーションが上がらない、というそこの意識低い系社会人のために、管理人がたまに見て、クスっとしてしまう、ネット上のアレコレをご紹介します。 バカバカしいもの…
昨日、「デルピエロが札幌にやってくる!」と興奮気味に書きました。 なお、管理人はサッカーに詳しくないので、偉そうなことは言えません。 ただ、Jリーグ人気が出て、1998年フランスW杯終了後、日本のメディアもパンピーも、一斉に世界、それも欧州の…
先日、コンサドーレから衝撃の発表が! あの世界的選手、デルピエロが、なんとコンサドーレの試合を観戦する、とのこと! トーキョーにやってくる、じゃないよ!札幌に来ちゃうんだよ!! プロスポーツ不毛時代を知っている世代にとって、ほんとにほんとに信…
てっきし「イギリス王室の豪華できらびやかな生活を疑似体験できる」と思って見始めたら、予想外に現代政治が描かれていて驚いた、ネットフリックスのドラマ「ザ・クラウン」。 まだ第3シーズンまでなんだけど、これから鉄の女サッチャーが出てきたり、あの…
昨日、夏の高校野球大会の北北海道大会が開幕。 クラーク国際、駒大苫小牧、旭川実業、白樺、武修館など、全国大会でも名前が出てくる強豪がひしめいています。 そんな中、当ブログが注目する足寄高校が登場。 対戦相手は名寄地区の士別翔雲高校。 足寄高校…
今年も甲子園での高校野球大会が近づいています。 そして、北海道では「地区予選の地区予選」が終了。 北海道は広すぎるので、まず各地方単位の予選が行われます。釧路地区とか名寄地区とか。 そこを勝ち上がったチームが、「本戦」と呼ばれる「北北海道大会…
熱いですね。 北海道でこれだけ熱いということは、本州ではどれくらい暑いのか? まさに猛暑に襲われた我が国・JAPAN!! 当ブログをご覧の方々は意識高い系ばかりのはずなので、当然のようにSDGズを実行されているはず。 となると、どんなに暑くてもエアコ…
続きです 2,開国から欧米列強入りまで、明治天皇一代で達成できた 幕末を描いた大河ドラマなどでは、開国したと同時に日本は成功した、というようなエンディングを迎えることが多いですが、そんなことはなく、むしろ真逆。 開国したとはいえ、世界では「植…
前回の記事で、欧州における「立憲君主制」の成立についてお話ししてみました。 新たな政体への移行は、決してスムーズに行われたわけではなく、共和制派(といっていいのかな?)と王党派(国によって呼称は異なるものの、ここではこう呼びます)との間で、…
ネットフリックスの人気シリーズ「ザ・クラウン」を日本の視点で見てみると、どうなるのか? 何も考えずに始めてしまったのですが、予想以上に長くなってしまった。と同時に、時間がなくて更新できませんでした。スンマセン。 前回は「王朝の交代の可能性」…
今回はちょっと余談になるんですけど、ドラマ「ザ・クラウン」を見て、気になったことがありましてね。 エリザベス女王の姓は「ウィンザー家」。 ということは「ウィンザー」という名前は、英国でも高貴な苗字、となりますね。 で、道民なら思い出されるのが…
ここからドラマの内容を語っていくのですが、シーズン開始早々の第二話にて、いきなり日本の皇室との違いが出てきます。 父王ジョージ6世が56歳の若さで突然、崩御。 そのあとを継いで王位を継承したのは、まだ26歳のエリザベス2世でした。 エリザベス…
今や管理人のメインチャンネルとなっているネットフリックス。 特に中古車を安く買ってきて、それを修理して高く売りつける番組。 アメリカって、ああいうことでビジネスが成り立つんですね。日本でもそうなのかな? 日本は家でも車でも「新品」が優先される…
前回の続き。 今回の「函館新幹線」の話題では、どうしても「東京と移動時間」ばかりに注目が集まりがちになるけど、実は「札幌ー函館」間の方が重要ということを、前回までにお話ししました。 ここで今一度、「東京との移動時間」だけに注目することに疑問…
先月の統一地方選挙の函館市長選挙にて、大泉(兄)氏が当選! ビッグネームのご家族と言うこともあってか、北海道では新知事、新札幌市長よりもテレビで取り上げられる回数が格段に多い! その大泉新市長の掲げた目玉政策が「新幹線の函館駅乗り入れ」です…
昨年年末から今年のお正月にかけて、管理人の妄想歴史記事を掲載しました。 あれはまだ途中でした。 「続きは?」という声をいただいたこともあり、そろそろ続きを書こうと思います。 大河ドラマも半分終わったしね。 歴史の記事は、思った以上に時間がかか…