昨日、夏の高校野球大会の北北海道大会が開幕。
クラーク国際、駒大苫小牧、旭川実業、白樺、武修館など、全国大会でも名前が出てくる強豪がひしめいています。
そんな中、当ブログが注目する足寄高校が登場。
対戦相手は名寄地区の士別翔雲高校。
足寄高校が「快挙」を成し遂げて本選に進んだように、士別翔雲も「名寄地区初の全国大会出場」という快挙を目指して地元の応援を受けている、とのこと。
どちらも自分たちのためだけに戦っているのではなく、多くの期待を集めている。
なかなかできないことだよ、それは!
両校は6回までは接戦を繰り広げていました。
しかし7回くらいから点差が開き始め、結局、士別翔雲がコールド勝ち。
足寄高校は敗退となりました。
確かに負けてしまったものの、地元は湧いていたらしい。
本選への出場が決まってから大きな注目を集め、野球部への寄付の希望が殺到した、とのこと。
選手たちも町民から励ましの声をかけられたりして、ちょっとしたヒーローになったそうです。
本選出場決定から、敗退までの2週間、彼らは確かに主役だったし、足寄の町民も彼らと一緒に高揚感を味わった。
野球部の諸君が地元にもたらしたものは、決して小さいものではない!
足寄に帰還後、彼らには地元の景色がどういう風に映るんだろうか。
「たった野球をやっただけ」なんだけど、町の人にとって「2023年の夏」は特別なものになったと思います。
それだけの力がある、ということ。これは素直に自信にしていい。
そして、士別翔雲高校の野球部はおめでとう!
そういえば、士別にも独立リーグの「士別サムライブレイズ」があった。
昨年はブライアント、そして今年は中村勝、と、元プロ選手が活動しています。
やっぱり刺激になっているんだろうか。
しかし、この先は旭川勢をはじめ、全国的な知名度を誇る高校との戦いが控えている。
ぜひ、勝ちあがって、「空白区」である宗谷地区に「全国出場」の名誉をもたらしてくれ!
絶対に、道北の人が喜んでくれるはず。
地元の人に「特別な夏」の景色を見せてあげてくれ!!