2022-01-01から1年間の記事一覧
ついに鎌倉幕府が滅亡。 新しい政治の中心には後醍醐天皇がいました。 まず後醍醐天皇は、鎌倉幕府が立てていた光厳天皇を廃位して出家させてしまいます。 そして、京の都にひしめく貴族たちの家格社会を無視して、名和長年や楠木正成などの家格社会の外の人…
ここまでは、日本史が世界史と違う点などを語ってまいりました。 それぞれの時代で「選択」が為された結果、日本は一度も滅ぶこともなく、令和の現在に至っています。 では、日本は一度も危機を迎えたことは無いのか? そんなことはありませんでした。 聖徳…
次に日本史と世界史の違いとして挙げられるのは「地方の反乱」です。 もちろん、日本でも地方の反乱はありましたが、世界の他の国の反乱との違いは、自国以外の外部勢力と結びつくことがなかった、という点。 ここでまた中国王朝の例を挙げますが、これまで…
次にあげられる日本史と世界の国々との歴史の違いは、「宦官」です。 日本史に関するいろんな本を読んできましたが、日本の先人の大きな功績としてどの歴史書でも挙げられていたのが、「宦官を導入しなかったこと」です。 大和朝廷は遣隋使や遣唐使を派遣し…
管理人は30歳になったとき、この10年間で日本史、中国史、世界史を学ぼう、と企てました。最初の5年間は上手く行っていたんですけどね。諸事情でなかなか思うようにはいかず、今はようやく世界史を始めたところ。 これまでに日本史、古代ローマ史、中国史…
今回のお話しは飛鳥時代。 聖徳太子が隋の煬帝にしたためた国書に関するお話です。 「日いづる国の天子 書を 日没する処の天子に致す 恙なきや」 で有名なあの国書です。 この国書については、自分の国を「日が昇るところ」とし、大国である隋が「日が沈むと…
ついに始まった、朝廷と鎌倉幕府(この時点では幕府ではない。)の戦い。 鎌倉の武士たちは、自分たちが「朝敵」とされたことで動揺していました。 もはや坂東武士のカリスマであった源氏はおらず、頼朝譜代の有力豪族たちも北条氏によって淘汰されてしまっ…
前回からの続き 将軍不在による、「幕府」の存在根拠の消滅。 鎌倉は未曽有の危機に陥りました。 今、他の誰かが将軍に任じられ、鎌倉討伐を宣言すれば、鎌倉の勢力は朝敵になってしまいます。そして、もはや名分のない勢力では御家人たちへの求心力も弱まり…
さて、いよいよ鎌倉幕府がスタートしました。 しかし、当初の幕府の体制は安定しません。将軍への就任により名分は得たものの、実態は有力武力集団の寄せ集め。強大な江戸幕府の存在を知っている現代のわれわれにとって「幕府」という言葉は威厳を持っていま…
お話の続きです。 貴族同士の朝廷内での争いが激化し、政争の域では収まらなくなって武士という武力を用いるにまで至った結果、武士が朝廷内に進出し政治の動向を左右するようになりました。 これ以降、朝廷では主導権を得るために武士の後ろ盾が必要不可欠…
先日、「鎌倉殿の13人」が終わってしまいました。 この時代はなかなか詳細に語られることが少なかった。 しかし、日本史に一大転機をもたらした、画期的なことが起こったのでした。 今回は鎌倉幕府の成立にまつわるお話し。鎌倉幕府と言えば、源頼朝が作っ…
管理人の趣味は「歴史のお勉強」です。 「お」をつけているのは、「勉強」と書くと、なんか「高尚なことをやっているんだぞ!」とアピールしているような印象をもたれてしまうため。 趣味で好き勝手にやっているので、勉強と言えるようなものではないし、別…
ワールドカップもいよいよ決勝戦。 なんか、いいですね!年の瀬に大きな大会があるって!! 日本代表の活躍のおかげで、気分よく年を越せそうですね! 後は、頼むから来年の大河ドラマに出演する俳優さんに、スキャンダルが出ないことだけを祈る! さて、日…
昨日、アニメソング界の帝王である水木一郎氏の訃報が伝えられた。 ここまで昭和時代のアニソン、特撮主題歌を紹介してきた当ブログ管理人も、この報せを聞いて悲しい思いを抱いております。 水木氏もまた、「昭和」を体現する人物であった。 昭和や平成初期…
昨日、来春のセンバツ高校野球の21世紀枠の候補となる高校が発表されました。 そこに稚内大谷高校の名前もありました。 当ブログでは、稚内高校を強力に推薦いたします。 なお、ご覧の皆さんが思っている通り、「地元だから推薦する」というのは捨てきれな…
大健闘したサッカー日本代表。 FIFA公式のインスタグラムでは、敗戦後にお辞儀をする森保監督と日本代表の姿が紹介され、ロッカールームや観客席の清掃も含めて称賛する記事を掲載。 日本のメディアはもちろん称賛一色! 世界のメディアも日本の健闘を称える…
29年前の今と同じような時期に、まだ高校生だった管理人は深夜に中継されていた「日本VSイラク」の試合を見ていた。 あの時はまだ、「日本はスポーツは弱い」という認識が世間にはあり、当然、サッカーもアジアでも弱い方だ、と思い込んでいた。 いや、Jリ…
ついにクロアチア戦が近づいてきた!! 何でもクロアチア本国では、対戦相手が日本になったことを「宝くじに当たった!」と喜んでいる、とのこと。 それが現実と言わざるを得ない。 スペイン、ドイツを破ったものの、いまだ本場の欧州では、日本の快挙は「些…
昨日の早朝の試合が終わって出勤し、夜にお祝いの乾杯をしたところ、ぐっすりと眠ってしまって今朝に至る・・・・。 もう、朝から興奮させてもらった!! スペインにも勝った!!! しかも相手が本気を出し、世界中から最も注目を集めるワールドカップで!!…
紀元前49年1月12日。 ユリウス・カエサルはルビコン川北岸にいた。 背後では、ともに過酷なガリア戦役を戦い抜いた将兵たちが、彼の命令を待ち続けている。 5日前、カエサルは元老院より「軍の解散」と「ガリア属州総督の解任」を通告され、本国への帰…
いよいよスペイン戦が迫っている。 どうあっても逃げることなどできない。 戦う準備はできているのだろうか? ドイツ戦後にもこのブログで語ったことだが、今の日本代表に実力があることは証明されている。 しかし、コスタリカ戦では、専門家による冷静な分…
現在、日本では日本代表バッシングが盛んになっている。 まだ大会は終わっていないのだから、反省や謝罪なんてする必要があるのだろうか? と思う。 そんなに反省をしてほしいなら、以下の動画でも見ていればいい!! 「反省の色見えないことを反省してる」…
この記事を開いたサッカー日本代表の諸君! キミらは無残に負けた。これが「世界」だ! そして日本のネット上でも、「やっぱりマグレだったんだ」と「手のひら返しの手のひら返し」が始まっている!! 全くもって、平成・令和の若者は変わり身が早すぎる!!…
今夜、日本代表はコスタリカと対戦します。 開催前まではコスタリカにも負ける可能性が高い、という空気が漂っていましたが、前試合のドイツに勝利したことで「コスタリカにも勝てるのではないか?」という流れに変わりましたね。逆にコスタリカの国民が日本…
もう、言葉が浮かばない。 これは相手を日本に招いて日本のスタジアムで行われる「親善試合」ではないんだ! 相手の強豪国が「調整目的」で行う練習試合でもないんだ!! 世界中が注目する「大本番」で、起こったことなんだ!!!! 一つ言えるのは、代表選…
今年のワールドカップがあまり盛り上がっていないのは、日本が「ほぼ絶望的」と言われているグループに属しているから、というのもあるのでしょうね。 ドイツにスペインって、サッカー素人でも「サッカーの強国」とわかってしまうレベル。じゃあコスタリカは…
ついにサッカーワールドカップが開幕!!! ・・・・・の割にはあまりにも盛り上がっていない。 なんでもTBSと日本テレビでは中継しないから、民放の熱量が下がっている、とのこと。 何を考えているのか! 日本でも「上級国民」とされる階級の中でも、「意識…
意識高い系の日本最後の牙城であったNHKの陥落。 いよいよ意識高い系は追い詰められたと言わざるを得ない。 今回は、日本各地でレジスタンス活動を続ける意識高い系同志たちを鼓舞する名曲を紹介したいと思う。 主に昭和の時代に作られたものがメインとなる…
11月も半ばを過ぎ、いよいよ年末が迫ってきた。 今年の大ニュースはやはり、日本政府が意識低い系陰謀組織に占領されてしまった、ということに尽きる! 管理人も夏以降、「意識高い系レジスタンス運動」に参加。今は意識高い系の同志たちによるレジスタン…
問題となっていた日本ハムの新球場の件。結局は改修することになった、とのこと。 当ブログでも猛々しい物言いをしてしまい、誠に申し訳ありませんでした。 正直言うと、そんなところで引っかかるとは思っていなかったので。 あと、新球場への期待が高まって…