意識低い系、日本代表宣言!!

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この秋、北海道で星空を見よう!

 おっかしいですね、北海道はお盆を過ぎると、気温が下がっていくはずなのに、まだ暑いぞ!

 大通りのビアガーデンも延長してもよかったのでは?

 

 さて、最近の札幌の空は非常に晴れている。しかも透き通るように空高く見えるじゃないか!

 

 青い空は素晴らしいですね!

 

 しかし!

 

 「晴天」の恩恵を受けるのは、昼間だけじゃない!

 

 夜も「晴天」の恩恵があります。

 

 それは、雲がないので星空がよく見えることです。

 

 コロナ明けで観光客が増えている北海道ですが、昼間に色々観光して、夜はススキノで飲んだくれて寝てしまってはいませんか?

 それが「オッサンだけの旅行」ならいいでしょう。しかし、子どもも含めた家族旅行なら「モッタイナイ」と言わざるを得ない。

 

 ぜひ、星空を見てほしいですね。本州の星空とは異なりますから。

 

 え?星空なんて、どこでもそんなに変わらないだろ!って?

 

 いえ、違うんですよ。以下、北海道と本州の「違い」をご説明します。

 

 

 1,「大都市」が少なく、地方の市街地も離れている

 

 本州は大都市が多いため、夜も空は明るいですね。そのため、星を見るのは難しい。

 しかし北海道では大都市は札幌くらい。

 「北海道の星空は凄い!」と言っても、札幌周辺は明るいので星空は見えづらいですが、地方は異なります。

 また、本州では「地方」と言っても、互いの市街地が連続していて、行政区域の線引きだけで「○○市」と「△△町」が境されていることが多いですが、北海道は違います。「○○市」と「△△町」の市街地は、本当に遠く離れているので、互いの市街地の間に、畑や森などの人気の感じられない地帯が存在するのです。

 また、本州の市街地以外の農業地帯でも、なんだかんだ言って家とかが随所にあるので、全く暗くなる場所は少ない。

 しかし北海道の農業地帯は広いので、農家の家でも夜ともなると暗闇の中にぽつねんと家の明かりがある、ということが珍しくないのです。

 そう、北海道の地方の「街と街の間」は、本当に何もないので、夜は真っ暗になる地点が珍しくないのです!そのため、星空を見るのを妨げる「街の光り」がないので、細かい星の明滅まではっきりと見えるのです。

 

 

2,北海道ではだだっ広い平野が珍しくない

 

 本州の平野はほぼ人が住んでいます。そのため星空を見ようとすると、山奥まで行かざるを得ません。しかし山奥だけに山間の地形のために、星空が広がる視界も狭まってしまいます。

 しかし北海道の場合、平野でも人が全くいない地域がたくさんあるので、視界を遮る地形の無い平野で、広い星空を見ることができます。本州とは広がり方が違います。

 

 

 ・・・・・・北海道の地方の人がこの話を聞くと、「え?星空だけで人が来るわけないじゃん」と思うかもしれないですね。だって、地方ではそれくらいありふれてるもん。自分も地方で育ってきたので、わざわざこんなものを見に来る人なんているの?という感じ。ちなみに流氷もそれに含まれます。

 

 しかし!

 

 札幌で10年近く学生生活を送ってから(苦笑)、久々に地元に戻り、夜中に地方都市の郊外をドライブしたときに、ふと外を見て感動してしまったんですよ。

 スゲーぞ!と。思えば札幌に住んでいた時は、「夜の空は暗いだけ」という認識なので、夜の空を見上げることもしなかった。だって見上げたって黒いだけだもの。

 しかし久しぶりに見た地方で、空一面が輝いているのを見て感動しちゃってね。星空を見て感動する、なんてタイプじゃなかったのにね。

 

 晴れた日の夜、車で明かりの無い場所に行き、エンジンを止めて空を見てください。期待した以上のものを見ることができますよ。

 

 道外だけではないです、札幌の人もぜひ、星空を見るために地方に行ってみてください。

 

 

 ・・・・・・・10年前までは上記のように、お勧めするだけで済んだんですが、最近、北海道ではクマの出没頻度が尋常ではなく。

 北海道にありながら、自然から離れていた札幌でもクマの目撃情報が珍しくなくなってしまった。

 なので星空を見る際は、大人数で、すぐに車に逃げ込めるように注意を払ってください。