ようやく体調が戻りつつある今日この頃。
しかし、業界的には6月に山場を迎えるため、それに向けて事務作業があったり、業者さんと話し合いをしないといけないなど、なかなか「予定が空っぽの一日」がありません。
で、GW中に風邪で寝込んでいたと書きましたが、その間に見たのがディズニープラスの「SHOGUN」。いやあ面白かった!
その他ですね、ネットフリックスのシティーハンターの実写映画もみました。
面白かったです。主役の役者さんも、漫画の冴羽寮の雰囲気出てた!
・・・・・ただ、いかんせん、漫画のシティーハンターに出てくる登場人物は、キャプテン翼並みに「投身サイズ」を無視しているので、完璧は難しい。
でも面白かったですわ。
正直言うと、漫画の実写版って、あんまり期待できない。
B級映画ファンならば、やはり実写版「デビルマン」の悪夢がよぎると思われます。
「凄いぞ!」という前評判を聞きつつ、「俺はパンピーと違う視点で鑑賞して、世間が気づかない良い点を見つけてやるぜ!」という、意識高い系思考で見てみたら。
・・・・・凄かった。もう見てほしい、としか言えない。自己責任でね。
しかし、シティーハンターは面白かったので、見て見てね。
で、その実写版のエンディングは、やはりTMネットワークの「Get Wild」でした。
もうジャンプ世代にとっては、80年代後半を代表する曲になっているのでは?
ここまで作風と曲が合っている作品は、今に至るまでないと思うのだけど。
一説には、日本のシティーポップが流行ったのも、80年代後半から90年代前半の日本アニメの主題歌やエンディング曲を聞いて人気が出た、とも言われているらしい。
そう考えると、Get Wildは代表格ともいえる。
この時代も国も超えた名曲を送り出した小室哲哉は、ソロでも多くの曲を紹介していますね。
TMネットワークからその解散後にかけての、「コムロ系」が爆発する前までにも、なかなか良い曲を発表しています。
ただ、問題は小室氏自身のボーカルに難がある、というか。ファンの方、ごめんなさい。
今回は、大変失礼ながら、「もし小室の隠れた名曲を、歌唱力のある歌手が歌ったらどうなるのか?」をテーマにしてみます。
1,Magic
1992年にリリースされた、小室哲哉氏のソロ曲。
いかにも「小室らしい」、オシャレで格好のよい曲調となっていますね。
この曲を、高校時代にテレビの生放送で見たんだけどね。
途中から何を歌っているのか、わからなくなってしまった。いや失礼な言い方で申し訳ない。
自信のあるボーカリストよ、歌ってくれ!
2,RUNNING TO HORIZON
GetWildと共に大ヒットしたアニメ「シティーハンター」は「2」へと続き、それも何度も延長が繰り返された挙句に終了。
そしてすぐさま続編の「3」が放送を開始した。
その主題歌が、TMネットワークではなく小室のソロ曲「Running to horaizon」。
「シティーハンター+小室」というとGetWildばかりが話題になるが、この曲もGetWildに引けを取らないレベルでカッコいい!
どの曲も期待を裏切らない、安定の「コムロ品質」ではあるのだが、どうしても他のボーカリストの声で聴きたい衝動が・・・・。
running to horizon 小室哲哉 (youtube.com)
3、天と地と
SHOGUNのところで、バブル真っ最中の1990年に公開された「天と地と」について触れた。50億円もの巨費を投じて制作されたこの作品では、時代劇にも関わらず、当時、JPOPの中心人物だった小室を音楽に抜擢した!
JPOPの中心人物、なんて書いたけど、この表現は間違っている。「JPOPの創始者」と言える。
なんかさあ、最近、海外で「J-POPはK-popの名前をパクった」と言ってるガイジンが増えているらしいけど、違うから。J-POPの方が早いから。
ま、とにかく、この日本の映画史に(お金の面で)名を残す大作に、若手の小室が起用されたのだ!
そして、この大作の主題歌を担当したのも、当然、小室哲哉氏。
かくして、50億円作品の主題歌「天と地と」が発表された!
・・・・・あまり覚えている人は少ないかもね。なんせ映画の方も、決して大ブームを起こしたとは言えなかった。
で、これまで繰り返してきたように、小室ボイスの主題歌であったため、何とも言えない感想に。
でも、この曲のメロディだけは、今でも覚えている。なかなか情感あふれる素晴らしい曲調。日本の歴史をテーマにしているはずなのに、どこか中国の雰囲気も感じさせる。
つくづく、力のあるボーカルの人に歌ってもらいたい!と思った。
なんか、歌謡曲の女性の声で聴いてみたいような。
天と地と HEAVEN AND EARTH Tetsuya Komuro - YouTube
以上。
小室曲にはお宝がワンサカあるので、「歌ってみた」の人は「発掘」してくれ!