続き
北海道の幕末、開国後を勉強したことがあります。
戦前の歴史に頻繁に出てくる「第7師団」とは?まだ最初しか読んでません。すみません。
これ、止まった宿の読書室でたまたま見つけたんですよ。
函館戦争時に箱館に滞在していた外国人について、細かく書かれています。
ニッチな範囲についての本だけど、開港地のようすがわかって面白いですよ。
そして北海道の開拓使と言えば、ロシアとの関係が切り離せない。
日露戦争が満州で争われたのは周知の事実。では、「雑居地」だった樺太ではどうなったのか?
これまたマニアックな部分。
これも全部は読んでないんだけどさ。分厚いし。
北海道の歴史を知ると、どうしてもロシア極東の動向を知る必要が出てきます。
*3月31日訂正
最初の書き方では、著者の方に失礼になってしまうと思い、書き直します。
ロシアと日本のかかわりについて知りたい方にとっては有益な本です。
実際、読んだ部分は少しですが、自分は興味を持って読んでいます。
ただ、この時代を知るための参考書として第一に勧めるか、となると、ちょっと違うかもしれない。
ちょっと離れてしまうんだけど。
自分は北海道の鉄道の存続を願っています。
で、人員輸送では廃線の判定になってしまうけど、物流面でみるとどうなるのか?を学ぼうと思って買ったのがこの本。
全部は読めてないんだけどね。でも、今回のウクライナ紛争で、鉄道の重要さが指摘されていますね。
自分の故郷はサケ・マスをはじめ、海産物の宝庫。それは流氷がやってくるオホーツク海の性質に理由があります。
もっと海について学ぼうと思って読んでみました。
「海は生命の宝庫」なんて言われているけど、実は縦にも横にも圧倒的に広い海は、栄養がほとんどない世界だったとは驚き。
自分は生物が好きでして。
在学中は試験対策ばっかりだったので、卒業後に腰を据えて読み始めたのがこちら。
本当に面白いよ!あまりにも好きになって、改訂版が出るたびに購入してます(苦笑)。これは去年にでた新装版。
非常に分厚いです。でも、非常に読みごたえがあります!
生命科学分野の学生なら、夏休みとか春休みなどで、一か月を費やして挑戦する価値あり!
数年前に、腸内細菌のフォーラムに出席するために、腸内細菌について勉強をしていたんですが、その時に「ついでに」という感じでみたら面白かった本。
生物知識があれば読めるので、好奇心の強い人にお勧め。
細菌はね、一度、知ったらハマりますよ。
ここまで様々な本をご紹介してきました。
自分は歴史と生物で、目標を定めていました。
横になっていて申し訳ないのですが、歴史に関しては、この日本歴史を苦も無く読みこなせるレベルになること。
まだ、苦も無く、というわけにはいかないけど、結構、読めるようになってきた。
生物では、これと「実験医学」という雑誌を読めるレベルになること。
どちらも基礎知識はもちろん、それよりも踏み込んだ知識が必要になります。
まだまだ探求は続きます。
「根拠」の話でしたね。
以上の全てを自分なりに練ったつもり。 また、たまに講演会なども拝聴しました。
講演会も、せっかく専門家に聞くのなら、と予習をして臨みました。
人の意見を聞かない、ではなくて、十分な準備をしないと、せっかくの機会を無駄にしてしまうのが怖いだけ。
漠然と聞くのもいいでしょう。 でも、そこで得たことを身につけ、自分のものにし、実行しないと、意味がないと思う。 聞くことは誰でもできますよ。 「聞いてるよ」という「ポーズ」だけで「アイツは人の話を聞く」と判定してもらえるなら、これほど楽なことはない。
また、自分は同じ分野でも違う人の著作で何度も読みます。
いろんな意見を聞いてみたいので。 「多くの本を読む」ことも、人の意見を聞く、だと思う。
一度に描いた絵の上に、何度も絵具を重ねる作業に似ています。
一つの論文、一人の意見だけを取り出して、「論破」というのは正しいとは思えない。
その論文の説が正しいかどうか、は、その後、賛同するという意見と反対の意見の論文が出て、どちらの支持が多いか、で見極める、と研究室にいたことのある友人に聞いたことがあります。
一つの論文、英訳文だけで判断するのは早計と思いますよ。
それに、歴史の真相なんて、タイムマシンにのらない限り誰にもわからない。
だから楽しいのでは?
どんな荒唐無稽の説でも「アリ」なのが、文系の魅力なのではないのですか?
もっと歴史を楽しんでいいと思うけどね。