この冬、オフなのに話題をかっさらったのが大谷翔平。
スポーツ紙は毎日のように「大谷」が見出しに出ていました(たぶん)。
その大谷が結婚を表明!
「大谷はワシが育てた」と自負する全道民も、祝福したことでしょう。
なお、結婚発表時に、ニュースでは恒例の「街頭インタビュー」が放送されていまして。その中で、東京のフツーの女性が「ほんとですか?狙ってたのに」という冗談を言ってました。アナタ、わかってますね!そういうジョークを聞きたかったんよ。爆笑しちゃった。
でも、例えパンピーであっても、女性にはそのチャンスがあるわけです。
それはおいておき、当ブログでは勝手に、大谷の結婚候補として、スケートの高木美帆選手を押していました。高木選手も才能の塊です。国家プロジェクトとして取り組むべき、と提唱していました。
その高木選手ですが、実は偉業を達成していたのです!
彼女は3月8日にドイツで行われたスピードスケートの世界選手権で、短距離種目2種で行われるスプリント部門で総合優勝を果たした、とのこと。
すごいことですよ!スピードスケートなんて、圧倒的に欧州勢が有利な種目ですもん。
この日の優勝だけではなく、「高木美帆 今季」で検索してみてください。
ほぼすべての大会で優勝している!
もはや日本だけではなく、世界でも屈指の存在になっていた!
スケートでは大谷翔平に匹敵する偉業、とも言える(と思う)。
しかも、もう10年くらいは、安定して勝利し続けている。年齢的にも選手としてのピークと思われていた北京五輪以降も優勝し続けているどころか、むしろ成績を向上させている!
管理人の幼少のころ、スケートでは世界との差があまりにも大きかった。つーか、世界なんて日本を相手にしていなかったと思う。
実際、欧州ではスケートのリーグ戦のようなものがあって、盛んらしいし、何よりもスケートで「食っていける」。
環境も層の厚さも、全然違う、らしい。(全部伝聞です。)
彼女は昨夏から独自のチームを立ち上げ、ナショナルチームとは別に行動しているらしい。
チームを立ち上げる、ということは、自分で活動費を集めたりしないといけないわけでしょ?となると、必ず事務作業も必要となるわけで。会社みたいなもんですな。
となると、競技に集中できるナショナルチームと異なる「仕事」とか「責任」も発生するわけで。
もはや新しい道を開拓している。もし、これが軌道に乗れば、スケートでも「食っていける」ようになるかもしれない。
すでに「競技を極める」という域を超えて、後進のための「前例」を作る段階に至っているようです。
その高木選手も、人生で最も親しいリンクは、道東では冬季に小学校のグランドに作られる手製のリンクなのではないでしょうか?先生や父兄が、夜中の寒い中、水を撒いて作った手作りリンクです。少なくとも管理人の小学時代までは、作られていた。
それが今では、層の厚い欧州勢を相手に勝ち続けている選手となったのだから。
道東の少年少女よ、「世界との玄関」は東京にあるのではない!地元のリンクこそ、世界に直結している!
高木選手だけで終わらず、今後も北海道から世界レベルのスケート選手が生まれることを願います。