続いてのお話の舞台はこちら。
そう、札幌時計台です。札幌だけにとどまらず、北海道全体のイメージともなっています。
全国的に有名な画像。見覚えあるでしょ?フライドチキンのお店じゃないよ。
この札幌時計台ですが、「日本3大がっかり」として不動の地位を守り続けている。
なぜか?
これです。
そう、道外の皆さんにとって、札幌時計台は、非常に雄大な場所にあるイメージだそうですね。
管理人は、小さいころから時計台を見ていたので、この辺りの本州の人の感覚がわからないのですが。
時計台自体もとても大きく、周囲も広大な平野にある、と思われていたらしい。
どうやらクラーク博士像のある羊ヶ丘とミックスされているらしい。
現実は写真の通りです。
札幌でもオフィス街のど真ん中にあります。画像はもう7年前くらいのものなのですが、周辺はもっと変わっています。創成川スクウェアなんてバカデカイビルができたので、道外の皆さんをさらにがっかりさせることでしょう。
そういや、「北海道3大がっかり」の一つに「襟裳岬」があります。
森進一の歌で有名になり、観光客も訪れたものの、「なにもねえジャン!」とがっかりされる、とのこと。
これはちょっと無理なクレームじゃない?歌でいってるジャン!「襟裳の春は何もない春です」って。
言っとくけど、襟裳岬は「先っぽに来た!」という達成感が味わえます!
また、近くのアポイ岳はお勧め。静内の道の駅のホテルも、良い眺望と温泉が楽しめるよ!
・・・・・話がそれてしまいました。
時計台ですが、「なんか壮大なモノ」を期待するとがっかりしますが、時計台の歴史を知ると、見方が変わってきますよ。
時計台は愛称で、実際の名称が違います。それは時計台の玄関の上に掲げられている表札からもわかります。
「演武場」とあります。
そう、時計台の正式名称は「札幌農学校演武場」。
時計台は、札幌農学校の体育館として使用されていたのでした。
「札幌農学校」というと、皆さんの地元にある農業高校と同じように思えてしまいますね。
しかし、実は違う!!!
・・・・続く