意識高い系に染まってしまった当ブログ編集部に、札幌のファッションシーンにおいて、長らく「4プラ」「パルコ」と競り合ってきた「ピヴォ」が、施設老朽化のために来年、閉店することが決定した、とのニュースが飛び込んできた!
上記のごとく、ピヴォと言えば札幌でも随一のオシャレスポット(死語)。
札幌随一、ということは、北海道随一と同義であることは言うに及ばず。
その流行の最先端スポットが、「老朽化」のために取り壊される、ということに、時代の流れを感じさせる。
ピヴォって、自分が札幌に移り住んできたころにできた建物。
しかしこのピヴォ、開店初期に間違いを犯してしまった!
なんと札幌でも有名な「プラモデル模型店」を、よりによって最上階に開店させてしまったのだ!!
今は「プラモデル女子」とかも珍しくなく、ユーチューブでも可愛いアイドルが(なぜか水着で)プラモデルを製作する動画を公開するなど、女性でも愛好家が増えているが、ピヴォ開店当時の26年前ともなると、プラモデルを好んで作るヤツはオタ・・・、じゃなくて地味な奴ばっかりだったのだ!
そんなオシャレと対極に位置する地味なヤツが、最上階に行くためにエスカレーターに乗らなければならない。各階の「オシャレゾーン」を通過するたびに、オシャレな女性たちやオシャレカップルの冷めた視線を浴びなければならないのだ!(自意識過剰)
まさに公開処刑だ!
え?エレベーターに乗ればいいじゃないか!って?
地味なヤツがオシャレな女性とエレベーターで二人っきりになる状況に、堪え切れると思うか?
どう考えても戦略ミスとしか思えない。(屋上にあったことなど、調べたら様々な経緯があったらしい。しかしここでは割愛します)
案の定、かどうかはわからないけど、数年後に行ってみたらプラモデル店は他に移転してた。
さて、上で「札幌随一のオシャレスポット」と書いた。
この言葉の通り「オシャレ」な空気が充満されていたため、地味野郎やオッサンは近づくことができなかったのだ!
で、このピヴォにはこの時期になるとビアガーデンが始っていたんだけど、一度、行ったことがあります。
なんかね、やっぱりおしゃれだった!まずソファとかが「南国のリゾート」みたいな感じだし、ドリンクコーナーもオシャレな店員が「オシャレなカクテルかなんか」を渡してくる。数年前だから忘れているので「思い出補正」がされていることを明記しておく。
ビアガーデンと言うと、「酔っぱらったオッサン」も出現してしまうのだが、上記のようにピヴォは「オシャレスポット」なので、そのピヴォにあるビアガーデンにも必然的に「オッサン」が皆無。
そう、ほぼ女性ばっかりのビアガーデンだったのだ!
・・・・・ということで、たまに仕事関係で札幌に来た女性の業者さんなんかには、そこを勧めていたりした。「オッサンがいない」というフレーズに、一番興味を惹かれていたのが忘れられない。
そんなピヴォが来年、なくなってしまう。
2,3回しか行ったことないけど、なくなると寂しいもんですね。いや、その後にもっとオシャレなスポットができるんだろうけど。その際はぜひ「オシャレスポット」もしくは「オシャスポ」という愛称は引き続き使用していただきたい。
で、最後のCMには、やはり鈴木ランラン氏を起用してもらいたい。
ピヴォの開店時のCMに出ていたのが、鈴木ランランだったのだ!
今の若者にはわからないかもしれないけど、当時の鈴木ランランは、安室奈美恵と並んで全国的にも大人気だったのだ!
芸能人が地方のCMに出ることは昔もあった。でも演歌歌手とか、「人気が下火になった人」とかばかり。北海道だけで放送されていたトーク番組のゲストが「こまどり姉妹」だったりしたこともあった。(こまどり姉妹のファンのかた、も追う仕訳ございません)
地方のCMなんてそんなものだったのだ。
そんな中、人気絶頂の芸能人が、たかが地方のビルのCMのために(表現が失礼で申し訳ありません)出演している!
ほんと、その時の衝撃の大きさのおかげで、今も自分の記憶に刻まれてしまったのだ!
・・・・結局、何が言いたかったかと言うと、その時の記憶の一人語り。
追記
リクエストにお答えして
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