意識低い系、日本代表宣言!!

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プロスポーツ不毛の大地に、専用球場が誕生!!

 ついにエスコンフィールドが開場しましたね!!

 

 中継で見た感じだけでも楽しそうですよね!

 

 球場飯も美味しそうじゃん!長らく西武ドームがトップだった「球場グルメランキング」ですが、どうやらこれから長期に渡ってエスコンがトップになりそうな予感!

 

 ネットでの反応も「アクセスと試合内容以外は最高の球場!!」と大好評!

 

 アクセスはね、本当になんとかしてほしい。

 

 札幌ドームの最大の欠点が、ドーム専用地下鉄駅を作らなかった点、と言われています。

 

 札幌ドーム建設の際に、ドーム直結駅を作るべき、という意見もあったのだけど、当時はバブル崩壊後で何かと公共施設への投資が批判される時代でした。

 なので、駅の建設は実現せず。

 

 簡単と言えば簡単なんです。東豊線を少し南に延長すればよかった。

 それに福住駅の先の清田地区は、ここ20年でも人口が増加したので、ドーム駅ができたらさらに住宅街ができていたかもしれない。

 

 だから、北広島の方々、ここでケチってはいけない!!それこそ札幌の二の舞ですぞ!!!

 

 温泉に入ってサウナで整ってクラフトビールを一杯やって、そのまま宿泊できちゃうエスコンフィールドですが、随所に「最先端」が用いられている、とのこと。

 

 エスコンの登場で、一気に札幌ドームが古めかしくなってしまったから不思議ですね。

 

 それ以前にみんな、忘れていないか?円山球場の存在を!

 

 管理人が大学生のころまで、円山球場が北海道の野球のメッカでしたからね。

 

 その円山球場ですが、東京ドームや福岡ドームなどが開業して快適な施設が整っている本州の球場と違い、「ザ・地方球場」の性質がてんこ盛りでした。

 

 管理人はイチローの出場する「西武VSオリックス」戦を見に行ったことがあります。マルちゃんTシャツを着てね。マニアの人なら「竹下が不整脈で降板した試合」と言えばわかるかな?

 

 そう、イチローを生で見たことがあるんだよね!ダルビッシュも大谷も見れたし、なんだかんだ言って、凄い経験してるんだなあ。

 

 まあそんなことはおいておき、試合は「シーズン中によくある平凡な展開」で終盤に差し掛かったところで突然、中断!

 

 なんとそのまま「日没ゲームセット」となってしまったのだ!

 

 そう、大阪ドームとか名古屋ドームとかがバンバン建設されている時代に、円山球場には照明設備がなかったのだ!

 

 しかもそれだけじゃない!衝撃なのはトイレ!!なんと男女共用タイプだったのだ!!!

 

 

 

 

 汚い再現図を用意しました。これが90年代までの円山球場のトイレです。

 

 壁に小便容器が設置され、奥に大便用が配されています。

 これは、滅多に試合がない市営とかの地方球場なら、よくある形式です。試合数も少ないから、これでいいんだけどね。

 

 しかしここは、北海道を代表する円山球場ですよ!プロの試合だって頻繁に行われる、北海道の「顔」ですよ!

 

 

 その「顔」が・・・・・・

 

 

 

 

 こんなことになっちゃってる!!

 

 

 これ、やる方も緊張したよ。女性はみんな、うつむいてたしね。

 

 今なら信じられないですけどね。

 

 それが札幌ドームになって、一気に改善したわけです。

 

 

 しかし、管理人はあることに気が付いてしまった!

 

 この絵をよく見てほしい!

 

 男性と女性が、性の垣根を超えて同じトイレを共有している。

 

 そう、まさに今、世界的潮流の「LGBT」に適合しているじゃないか!!

 

 円山球場のトイレでは、男女の別をなくして、協力して順番待ちをしているのです!

 

 そう考えると、「日没試合終了」も、照明を使用しないことで「ゼロカーボン」を達成し、「SDGず」の思想に適合している!

 

 円山球場は、実は「1周回って最先端」だったのです!!

 

 今後、札幌ドームもぜひ、円山球場を参考に「男女トイレの統一」を成し遂げてほしい。暗幕作成の予算をトイレの改善に当てることで財源問題も解決!!

 

 

 

 ・・・・・エスコンに話を戻しますか・・・・

 

 

 

 日本ハムは、あんな巨大なものを作ってしまった。もはや本社も本気の事業でしょう。

 そして「日本ハムは北海道の企業」という印象が確定していく可能性が高い。

 

 全ては「今思えば」になってしまうのだけど。

 

 日本ハムが北海道に移転した2004年って、北海道にとっては重要な時期だったのかもしれません。

 

 そして、日本ハムの移転は、単に「プロ野球チームが移転した」以上の意味があったのかもしれない。

 

 円山球場で男女共用トイレが使用されていた90年代まで、北海道には「雪印」という、圧倒的なシェアを持った食品会社がありました。食料基地の北海道にはトップの食品会社があるべきだ、なんて思いもあったのでは?

 

 それがご存知の通り、2000年に食中毒事件を起こして縮小し、その後も不祥事が続いて、あっという間になくなってしまった。

 

 拓銀の破綻に伴う連鎖倒産の影響で、北海道では本州以上に不景気の後遺症に悩まされていた時期に、地元の巨大会社がなくなったことの喪失感は、結構大きかった。

 

 そして、雪印のブランドは、本州の会社にそれぞれ切り分けられていきました。

 

 北海道に食品会社がない、ってのは、なんかねえ。

 

 雪印がなくなって「北海道ブランド」が空白となった時期に、親会社が同じ食品会社の日本ハムが移転してきたわけです。

 他の業界だったなら、ここまで馴染んだのだろうか?

 今思えば、野球を超えて相性は抜群だったのかもしれない。

 

 グルメコーナーの面積が広いエスコンフィールドは、北海道への日本ハム移転の最終形態といえるのかもしれません。

 

 これからは、北海道ブランドとしても、シャウエッセンを食べるぞ!と、勝手に誓ってしまった今日この頃。