意識低い系、日本代表宣言!!

意識の低い人間が、意識の低い情報を、意識を低くしてあなたにお届け!!

妻の料理がおいしかったこと

 自分は「家族を褒める」なんて、できるタイプではありません。

 

 人様に身内を称賛する様を晒すなんて、恥ずかしいじゃん!と思ってしまう。

 

 なので今回の話題は、「自分基準」で言えば恥ずかしい部類。

 

 昨夜の仕事終了後に帰宅したところ、晩御飯の準備がされていまして。

 

 で、麻婆豆腐を食べたところ、美味しかったのです。

 

 「フツーに美味しい」なんて日本語があるのかわからないけど、

 

 一口食べて「あ、美味い」と思ってしまいまして。

 

 食堂に入って、定食を食べて「美味い」という感覚と言いますか。

 

 別に今まで「美味しくなかった」というわけではないのですが。

 

 聞くと「麻婆豆腐の素」を使っているわけでもなく、一から作っているそうです。(なお、麻婆豆腐の素は大好きで、独身時代にたくさん食べていました)

 

 これまでも何度も麻婆豆腐を作ってくれていて、美味しいと思ったのは事実なんですが、今回はストレートに「美味しい」と思ってしまった。

 

 妻は現在、なかなか多忙な日々で、予定の合間にご飯を作っているのですが、時間を気にしながら効率よく作ることを意識するようになった、とのこと。

 かれこれ1年以上、仕事と勉強と家事をやってくれています。(お前もやれよ!というのは全くごもっともです。料理と洗濯については本人の強い希望がありまして。)

 

 この前、料理をしているところを見たのですが、確かに手際が良くなっている。一つ作っている間に他の一品を手掛ける。

 自分ではこうもうまくいきません。

 

 そして昨年の後半から二人でいる時間が増え、食事をとる機会も格段に増えたのですが、これまた確かに料理がおいしくなっている。

 

 そういえば以前、ラジオを聞いていたところ、ある解説者の奥様の話題になりました。

 奥様は新婚当初は、あまり料理はうまくなかったそうですが、結婚の年数とともに上達していき、今ではとても美味しい料理を作ってくれている、とのこと。

 そして、「最初はどの奥さんも下手かもしれないけど、経験していくとうまくなっていく」と、新婚夫婦を励ましていました。

 

 おふくろの味、っていうのがあると思います。「なんだか安心する味」です。一流のお店で一流の料理をいただくのもいいのですが、(自分にとっては)たまに食べるから一流の価値を感じられるのであって、普段はなんとも安心する味を求めてしまいます。

 

 こう書くと、女性に料理を押し付けている!と思われてしまうかもしれませんが、あくまでも我が家では妻が料理をしているのであって、共同で行っているご家庭、ご主人がやっているご家庭もあると思います。それぞれの形式の「おふくろの味」があると思います。

 

 それに自分にとって料理のスキルは、羨ましい技術です。自分ではどうやっても無理!料理ができる、は男女問わず誇れることです。料理の上手い人を尊敬しています。

 

 妻の料理は、そりゃあプロの方から見れば「まだまだ」かもしれないけども、自分にとっては「美味い」「お腹が一杯になる」、程よいグルメです。

 

 こうやって料理が上手くなっていくんですねえ。

 

 

 ・・・・・たまには自分も料理をしてみようと思います。

 

 

 

 

 コロナ騒ぎで居酒屋好きの自分も滅入っていますが、この機会にご家族の料理を堪能しましょう。普段の「家庭の味」があるから、外食のグルメも一段と引き立つのだと思います。