全国の意識の低いみなさま、おはようございます。
常日頃、「意識の低さ」に磨きをかけていることと思われますが、そんな「意識低い界」に革命的なネットサービスを発見しました!!
これ、すごいですね!!
自分は早速、「う〇こがしたい」という、意識低い業界でも最も低劣で意識の低い文章を入力してみました。想像してみてください。40代の男が「う〇こ」と「入力する姿を。妻には絶対に話せない。
で、翻訳の結果ですが、
「う〇こがしたい」
という文章が、
「汚物がし、ビジネスを成功させたい」
と変換!一体、なんのビジネスが成功するというのか?
しかもこの翻訳ソフト、文章は同じでもクリックするたびに違う訳が出てくる!
「汚物がし、そして、イノベーションを起こしたい」
確かにある意味、排便後の爽快感はイノベーションを予感させます。
「う〇こがしたい、要するに誰も成し遂げていないことをしたい」
まさしくこれ!みんなやっていそうで、実は誰もやっていない、ということは、案外簡単なところにあるのかもしれない。コロンブスは卵を割ってでも立てて見せた。「う〇こをする」という行為も、ある意味でコロンブスやニュートンに連なるといえる。
「要するに」という言葉遣いが秀逸。
「付加価値がし、ビジネスを成功させたい」
これも深い言葉ですね。「排便」は、外に排泄するという意味においては「マイナス」的な意味にとらえられがちですが、意識高い系の世界ではこのマイナスな行為も「付加価値がし」と、価値が向上する行為であるととらえるらしい。
となると、意識高い系では「排便」自体が自分を新たなステージへをいざなってくれる、前向きな行為と認識されているようです。
意識低い系も、見習うべきものがあります。
ここから「意識高い」度合いが加速していきます。
「アウトプットがし、NYで暮らしたい」
すげー!さすが意識高い!
排便という、人にさげすまれる行為を「アウトプット」と位置づけ、受け取るばかりではなくそれを外部に公開することで得られるベネフィットの可能性も追及している。さらにはどこから出てきたのか「NYで暮らしたい」とまで付け加える。
「ニューヨークで暮らす」と聞いて、皆さんはどのようなことを思い浮かべますか?
高級マンションの高層階のガラス張りの自室にて、摩天楼を眺めながらモーニングコーヒーを楽しむ。
うーん、まさに究極の意識高い系!
「ブリリアントがして御社の成長に貢献したい」
もうこれに至っては、「う〇こ」を翻訳する気もない!
排便時の「音」をだけで、ここまでプラスな方向にもっていってしまった!
しかし「ブリ」リアントなことが、どうやったら会社の成長に寄与するのか?
もはや意識高い系の人間にしかわからない、深いストラテジーがあるのでしょう。
もう、いくらでも出てくる「意識高い翻訳」ですが、以下を最後にさせていただきたい。
「産業廃棄物がし、そう、多くのお客様にハピネスを届けたい」
これを見て、自分は恥ずかしくなってしまった。「意識の低い文章を入力しよう!」と思ったときに、咄嗟に「う〇こ」という単語が出てしまったことを。
社会に出て、納税し、受信料までキチンと払っている男が、「う〇こ」を真っ先に浮かべてしまう現実。
しかし意識高い系は、そんなあさましい言葉すら「産業廃棄物」という専門用語に変換し、さらには「多くのお客様」に対し、「ハピネス」なものにして分かち合いたい、と謳いあげる。
「排便」という極めて個人的な行為ですら、シェアリングしようという「ハッピーマインド」に、思わず我が身を恥じてしまいました。
これが「意識高い系の世界」です。
みんなもこの翻訳を利用して、ハピネスな意識高い系を目指そう!!