意識高い系の日本最後の牙城であったNHKの陥落。
いよいよ意識高い系は追い詰められたと言わざるを得ない。
今回は、日本各地でレジスタンス活動を続ける意識高い系同志たちを鼓舞する名曲を紹介したいと思う。
主に昭和の時代に作られたものがメインとなる。
意識高い系陣営が優勢だった、昭和時代の日本。
その優位は、常日頃から流れる「意識高い系プロパガンダ曲」によるところか大きい。
昭和の意識高い系の先人たちは、これから紹介する曲を生まれてから繰り返し聞くことで、幼少のころから潜在意識レベルで「意識高い系思想」が培われていたのだ。
その結果、バブル時代には「24時間戦えますか?」という、今ならクレームが殺到するフレーズがCMで平気で流れ、本当に24時間戦っちゃった意識高い系もゾクゾクと登場した。
空前の「意識高い系社会」を実現した昭和のJAPANだが、日本の意識高い系を危険視した海外の意識低い系勢力による「外圧」を受け、「週休2日制」などという堕落した思想がはびこる社会となってしまった。
外圧に屈した以降のJAPANでは「ノー〇ンシャブシャブ」などといった、伝統の日本食を貶める、極めて意識の低い食文化が登場。
庶民にも意識低い系が浸透した結果、日本の若者が以下のようになる有様だ!
どーなってしまうんだ、21世紀のJAPANは!!!
令和の意識高い系の若者は、以下の昭和の名曲を聴きつつ、日本に意識高い系を取り戻すべく、レジスタンス活動にいそしんでほしい。
1,ウルトラマンレオ
敗戦後、日本では多くの特撮ドラマが生まれた。
その多くは単なる「勧善懲悪」ではなく、子供向けなのに「人間の本質とは?」「本当の正義とは?」と問いかけるものも多かった。
その中でもこれから紹介するウルトラマンレオは突出している。
平成でもウルトラマンや仮面ライダーが制作されているが、多くは主人公とヒロインキャラがイチャイチャするシーンがあるなど、軟派なチャラけたものとなっている。
全く持って、嘆かわしい。地球を守る使命を放棄して、恋愛ごっこに現を抜かすとは!
その点、ウルトラマンレオは対極にあると言える。
まず、主人公は故郷のL77星雲を、星人の侵略によって滅ぼされてしまった、という背景を持つ。そして、この美しい地球を故郷の二の舞にしないために戦う、という重大な決意を持っている!
ドラマの内容も軟派な話など少なく、空手を中心としたスポ根ものを基調とした、極めて意識の高いものとなっている。
あまりにも硬派な意識高い系路線を突っ走ってしまったため、子どものファンが減り、視聴率も低迷してしまった。
しかしそれでも大きな路線変更はしなかった。この作品でヤワな意識高いをふるいにかけ、最後まで鑑賞した真の意識高い系を選抜したのであった。
正に昭和の意識高い系の厳しさを象徴した作品と言える。
「誰かが勃たねばならぬとき」、君は勃つことができるか?
昭和のウルトラマンシリーズの硬派っぷり話したばかりだが、硬派なのはウルトラマンだけではない。昭和に制作された戦隊モノもまた、実に硬派であった。
その代表が「太陽戦隊サンバルカン」だ!!
平成の戦隊モノでは軽いストーリーと、女性隊員との「隊員内恋愛」などという、地球の防衛という使命を持つ者とは思えない、意識の低い展開まで用意されている。これは意識低い系視聴者に媚びた結果。
しかも主人公には軟派なイケメンが起用されることが当たり前となり、アイドル人気によってママさん人気の獲得まで目論んでいる!
嘆かわしい!昭和の主人公たちを見よ!藤岡弘や前述のレオの主人公のように美形ではないが武骨さを感じさせる男らしさを見習え!
しかも平成の主人公は一年間、起用され続けるが、昭和の主人公たちは少しでも「意識が低い」と判断されたら降板される可能性もあったのだ!
その最たる例が、紹介する太陽戦隊サンバルカンだ!
このサンバルカンでは、なんと主人公格である「レッド」役が降板させられたのだ!
改めて昭和の特撮モノにかける意識の高さを実感させる作品である。
【高音質】太陽戦隊サンバルカン 前期後期OP&ED / Taiyo Sentai Sun Vulcan - YouTube
なお、降板といえば日曜の朝から放送していたフジテレビの特撮モノである「魔法少女ちゅうかなぱいぱい」にも触れざるを得ないだろう。
この作品で主人公を務めていた、小沢なつきは、出演前から新進気鋭のアイドルとなっていたが、この作品で低年齢の女の子からの人気も沸騰!
しかし、このドラマで人気が絶頂であったときに、まさかの失踪を遂げてしまう。
その影響でドラマは打ち切り。
なお、後年、芸能界に復帰した彼女は、よりにもよってセクシービデオで「ぱいぱい」を晒すことになる。彼女の芸能界にかける意気込みを感じさせる、意識の高いエピソードとして、以下の曲も紹介しておく。
ちゅうかなぱいぱい 第一話 「あの娘が街にやってきた」 - YouTube
長くなったので、まだ続く!