最後ですね。
③ 「一人の時間」を有効に使うこと
これから話すことは、書くたびに「個人主義だ!」「繋がりを軽視している!」と、主旨と異なった反論が来る。よく読んでくれ、と思う。
大学時代には多くの友人もできるし、友達とキャンプとか旅行とか行くこともあるとおもう。おそらく、一生モノの思い出になると思う。
一方、そういう思い出ができない人もいるかもしれない。
友人ってのは、無理して作るものではないんだよ、と言ってあげたい。
管理人は、無理して交友関係を広げようとしたことがあるけど、いい結果にはならないんだよね。
以前、地方で暮らしていた時のことを書いたけど、当時は友人と呼べるような存在も少なく、一人で行動することの方が多かったけど、全然孤独を感じなかったんだよね。
週に一度、飲みに行く知り合いがいたくらいで、パーティなんてものにも縁がなかったけど、全く気にならなかった。
言っておきますが、大人数の宴会とかは大好きです。
その時の生活は、朝4時か5時に起きて、読書と勉強を2時間くらいして、朝食を食べて出勤し、7時ころに帰宅して、晩飯食って、ダラダラ過ごして、11時くらいに寝る、という生活の繰り返し。
つまんなそうでしょ?でも当時は、生活にリズムができていたし、勉強もはかどったんだよね。週末にはどこかに出かけたり、家にこもって好きなことをしていた。
逆に、友人が増えすぎたときほど、マイナスな意味で孤独を感じた。
結局、グループとかができるからね。で、グループ同士の関係性なんかも出てくる。
大学時代に、「友人との時間」と「自分の時間」のスイッチの仕方を覚えたほうがいいです。
交友関係を断絶しろ、というのではありません。無理をすんな、と。例え一人であろうと、できることはたくさんあるし、むしろ一人じゃないとできないことも多い。
・・・実はこれこそ、管理人の後悔の最たるものなんだよね。
大学時代、一人で行動するのが嫌でね。「アイツは友達がいないんだ」と言われることを過剰に気にしていた。
今思えば、バカらしい、でしかないです。
旅行なんかも、一人で行っても寂しいだけ、と思い込んでいた。
今じゃむしろ「旅行は一人で行くもの」とすら思っている。
社会に出でてから色んなところを一人で旅行したけど、楽しい思い出しかないです。なんせ好きなところを回れるからね.
といいつつも、知人と鉄道旅行に行ったこともある。これももちろん楽しかった。
友人との時間も、一人の時間も、どっちも大事。
言いたいのは、自然に交友関係が広がる人ってのは確かにいるけども、広がらないからって何の問題もない、ってこと。
大学生が「一人じゃ行動できない!」なんて理由で引きこもるのは止めれ!
以上になります。
よく評論家やコメンテーターの方は、「複数の視点を持て!」と言います。
複数の視点を持つためには、まず自分の基本となる「視点」を持つことが大事。
そのためにも、まずは一つ「深く詳しい分野」を持つことをお勧めします。
そして一つ持ったら、他の分野も深く見てみよう!
そういう視点も持たずに「複数の視点」なるものを持とうとすると、単に流行りの話題に流されるだけ。
ここまで書いてきたけど、最も言いたいことは、大学時代に「儲かる投資話」なんてものを相手にするな!ということ。
そんなものはないし、社会に出てからやればいい。
大学時代の「友人」には、それまでと違って、平気で金目的で仲良くなってくるヤツもいる。
今、学生の間で詐欺投資話が流行っているというけど、管理人の学生時代から「〇ースキン」とか、そういう投資話はあった。勧誘話もあった。
今すぐ儲かる話、なんてないです。でも、大学時代に時間をかけて丁寧に勉強した「学問」は、将来、必ず君にチャンスをもたらす「種」となるはず。
将来の選択肢を作るためにも、大学4年間は勉強をすべき。
あと、彼女とかほしいと思うかもしれないけど、これも無理しなくていいと思う。
そういう行為とか「遊び」は、早いうちに経験するほうが格好いい、と思われるけど、そんなのどうでもいいわ。
「学生時代に勉強し過ぎて、反動で社会に出てから遊んでいる」というフレーズが、皮肉として用いられるけど、この言葉は正しいよ。
人に支えられている学生時代は勉強を優先し、自分で収入を得るようになった社会に出てから遊ぶ。え?これのどこが悪いの?と思う。
とはいえ、学生時代に「モテる」ヤツというのはいるもんです。
でも、焦らなくてもいいのでは?
社会に出て、自分で稼げるようになったら、自然とそういう機会もできるもんだから、学生時代は悲観し過ぎないで、「学生のうちにしかできないこと」をやるべき。
社会人になくて、大学生にあるのは「時間」のみ!
少し思想信条に踏み込む話もしてしまうと、学生の間には宗教や政治活動に積極的に関わるべきではない、と思う。これは個人の価値観に踏み込んでしまうので、慎重に話さないといけないのだけど、言っておきたい。
偏見を持て、と言いたいのではないです。
本当の自分、とか、しっかりした「視点」というのは、学生時代には考えなくていい。みんな似たようなもんだから。
社会に出て、自分で収入を得て自活できるようになったときに、ようやく自分の等身大が見えてくるので、そこから何をするかを決めればいい。
地に足の着いた生活ができるまで、特定の活動にのめりこむのは避けるべき。
大学4年間を、将来の自分の選択肢を増やすために使ってほしい、と、その正反対だった管理人は提案します。
終わり。