「意識低い系」を自認する管理人ですが、実は最近、その心情にもとる行為を行ってしまっています。
なんと、「カフェで読書をする」ということを行ってしまっているのです!
「カフェ」と「読書」という、「意識が高いワード」が合体しています。
これが「ネットカフェ」ならば、一気に意識の低いゾーンになるのですが、違います。「カフェ」です。
カフェで読書、というと、何を思い浮かべますか?
派手ではなく、落ち着くのある店内で、コーヒーの香ばしい香りを感じながらページをめくる。
おお、実に「意識が高そう」な感じがしますね!
これが「喫茶店で読書する」なら異なってしまう。
大体、喫茶店のことを「カフェ」というようになったのはいつからでしょうか?
ある日突然、「スパゲティ」のことを「パスタ」と言い始めたようなもんです。
「喫茶店」と聞くと、なんだか地味な感じがします。サラリーマンとビーバップハイスクールに影響された高校生がたむろし、煙がモクモクと漂い、カレーとスパゲッティを食べる。
自分はスケバン刑事とか、ビーバップが流行った時代に思春期を過ごしましたが、あの頃、喫茶店はむしろ「不良のたまり場」というか、あんまり治安が良くない場所、という認識だったような気がします。
昨年、「全裸監督」というドラマが話題になりましたが、あのドラマの第一話の冒頭で喫茶店での場面がありました。まさにあれが喫茶店のイメージ!
ところが「カフェ」と変わっただけで、オシャレで高貴な場所になったような気がする!
今年、自分は読書量が増えたのですが、すると調子に乗ってしまい、「カフェで読書したいなあ」と思うようになりました。
え?読書なんて家ですればいいのに、なんでわざわざカフェに行くんだって?
気分ですよ。なんかオシャレでかっこよさそうじゃないですか。
家で勉強しないで図書館とかカフェで勉強する受験生と同じです。
全ては「気分」と「雰囲気」の問題なんです!
というわけで、これより、札幌市内にある全国チェーンのカフェで、どこが「意識が高くなった気になる」カフェであったか、語りたいと思います。
なお、ここでお断りですが、これより「意識が高くなったような気がする」という視点で語ってまいりますが、決して「意識が高い」もしくは「意識が高まる」というわけではありません。あくまでも「なんちゃって意識高い系」です。
しかも管理人は、コーヒーの味に詳しくありません。無糖、砂糖入り、カフェラッテくらいしかわからない「違いのわからない男」です。以下、述べていくカフェもコーヒーの味は選定基準に入ってないのであしからず!
それでは早速。
1、スターバックス
言わずと知れた、「意識高い系カフェ」の代表格。読書はもちろん、ノートパソコンを開いても「異質」に見られません。むしろ何か「意識の高そうなこと」をやっていないと、居辛い感じになってしまう。「おい、あいつ、なにも意識の高いことをやっていないぞ!」と。
また、サイドメニューもオシャレなものばかり。スターバックスラテを飲みながらスコーンを食べる。なんておしゃれなんだ!
北海道の地方では、「スターバックスがあるかないか」で、「どっちの町が都会か」比べる基準にもなっています。
で、この前、市内のあるスターバックスに行ったんですけどね。すごい混んでいました!ようやく席を見つけ、読書を始めると、隣の大学生が「アイツお持ち帰りした」とか、学生特有のお下劣話を比較的、大声でしていまして。せっかく意識を高めてきているのに、そんな低俗な話には関わりたくなかったので(普段なら聞き耳立てていたかもしんない)、すぐに店を出ました。
まあ、これはあまりにも節操が無さ過ぎる例で、カフェは別に読書やノートパソコンいじりをするためにあるわけではなく、会話を楽しむ場所でもあるので、会話が聞こえても簡単には退店しません。
最近、スターバックスはどこも混んでますね。以前は半分くらいが埋まっている、という感じでゆったりできたけど、ここ数年は椅子取りゲームみたいになっている、気がします。(場所、時間帯と関係あるかもしれません)
2、むさしの森コーヒー
これは比較的、最近、北海道に上陸したコーヒーチェーン。
この前、初めて行ってきました。ソファーがゆったりしていて、一人分のスペースも広めでいいですね!
驚いたのがメニューの充実っぷり!!
パンケーキ、チョコケーキ、アイスなどのカフェに不可欠の「スイーツ」はもちろん、サンドイッチなどの軽食も充実。そしてハンバーグやパスタなど、「重い系」もあふれている!
もはやファミレスと違いがありません。
そのため、お店には家族連れも多く、お子さんの愛らしい声が店内から溢れます。
まじまじと見たわけではないけども、子どもたちが美味しそうにケーキを食べるのを見ると、なんか癒されます。
癒されるんだけど、「コーヒー飲みながら読書する」という、意識高い系の行為は難しいかもしれない。時間帯によるかもしんないけど。
3、コメダ珈琲
色々と否定的な意見も多いコメダですが、サンドイッチ+αしかない簡素なメニューのためか、本当に「時間をつぶす」ことを目的とした人が多い感じ。
スターバックスに比べたら「バタ臭さ」があるものの、区切られたスペース、新聞の充実、ちょうどいい証明具合など、読書をするには程よい環境が整っているため、案外「コーヒーを飲みながら読書する」という点では、過ごしやすいかもしれません。
上記は、あくまでも「コーヒーを飲みながら読書する」という行為に合っているか否か、という視点で飲み、語っているため、コーヒーが美味しいかどうか、は気にしていません。あしからず。
この記事を見て、あなたも明日から「なんちゃって意識高い系」を目指そう!