先日、6.5億円の赤字となること発表した札幌ドーム。
日ハムに出ていかれた経緯と合わせて「行政の大失敗例」として、札幌から遠く離れた沖縄でも有名となっている。
そう、今や札幌ドームは、札幌時計台を抜いて北海道ナンバーワンの「がっかりスポット」となったのだ!
社団法人・日本三大がっかり観光地選定委員会の皆様には、早急に改定作業を行っていただきたい。
さて、もはや札幌市民、北海道民のみならず、日本国民からも非難が殺到している札幌ドーム。評論家やコメンテーターたちはこぞって否定的なことばかりを発信していますが、我々、意識高い系の人間から見れば、意識が低いとしかいいようがありません。
意識高い系ならば、ドームの社長が記者会見で発したとされる
「プロ野球をやらせてくれないのでね」「見通しが甘かった(という指摘には)には抵抗がある」
という発言も、ネガティブには受け取らない。今回の発言も、意識高い系ビジネス翻訳「ビジネッシュ」で翻訳してみる
意識高い系ビジネス用語翻訳 ~ビジネッシュ翻訳~ - (bizwd.net)
で、翻訳してみると
「カール・マルクス曰く、「就活エリート野球拳をアクションを起こさせてくれる事で人間的に大きく成長させて下さりますようお願い申し上げますないが、何が悪いのか?いや、むしろそれこそが本来の人間というものだ自殺した恋人のことを思い出すのでね」⚠出典がまったく示されていないか不十分です。「今日の仕事は楽しみですか。ビジョンが甘かった(とプレゼンするフィードバックには) #ファクトフルネス #イシューからはじめよ #エッセンシャル思考にはレジスタンスがあるし、この世のすべてはあなたを追いつめる為にある』
意識低い系の評論家たちよ!しかと見よ!!君らは所詮、「ファクトフルネス」や「エッセンシャル思考」が足りない!
「就活エリート野球拳」という言葉の意味だが、「就活エリート」とは、正に厳選された才能のあるものだけが集まるプロ野球選手を指している。そして「野球拳」だが、プロ野球選手はすべてのプレーを数万人の観客に曝している。三振という恥ずかしくてできれば隠したいことも、数万人に認知されてしまう。
その様は、まさに「野球拳」と全く同じ!
勝つか負けるか。負ければ自分の恥部を晒さなければならない。
そう、プロ野球の試合とは、まさに野球拳なのである!
その上で社長は、ポジティブシンキングを忘れない。「人間的に大きく成長させてくれる」ことをお願い申し上げているのだ。
この深い言葉の裏には、かつて恋人を失ってしまった悲しい過去が・・・。
なんと深い言葉か。
「プロ野球をやらせてくれないのでね」という言葉にストレートに反応してしまった意識低い系は、カールマルクスの著作を読むことをお勧めする。(カールマルクスって、誰?)
上記のように、意識高い系は社長の真の心を喝破している。
今回は、社長の真意に応えるべく、札幌ドームがここから奇跡的な大逆転をしてしまう、強力イベントを提案する。どの提案も10万人は動員してしまうほどの効果がある。
1,(パクリじゃないぞ!)24時間耐久ママチャリレース
タイトルでも念を押したが、決してパクリじゃない。
24時間耐久ママチャリレースとは、札幌ドーム内に自転車競技用のトラックを作って、ママチャリで24時間で何周できるのか?を競うレースである。団体競技である。
・・・十勝のレースに出たことがある人の話を聞いたんだけどさ。レースよりも待機中にレース脇で行う宴会みたいなことがメインらしい。もちろん、本気のチームもあるんだろうけど。いろいろと食ったり飲んだりしてるらしいよ。
このレースの開催時は、ドーム内の店も24時間営業にして、食べ続けるようにする。
いや、自転車レースがメインなんだけどね。
2,4万人カラオケ大会!
これは管理人の夢ですね。一度でいいから、ドームで歌ってみたいと思わない?
別に観客なんていなくていいからさ。
管理人が歌いたいのは、もちろんBzですよ。ブローインを短パンで歌いたいですね。
3,ジュリアナ札幌
もうすぐジュリアナ世代が還暦を迎えるらしいですね。
日本の辺境に住んでいた管理人は、ジュリアナ東京こそ「トーキョー」のイメージなんすよね。東京は凄いことになっちゃってるぞ!って、思ったもんだ。
あの時、トゥナイト2を見て、管理人と同様に「行きたいけどいけない!」という道民は多かったのでは?
そんな当時十代だった「ジュリアナ未満世代」のために夢をかなえてほしいんだけど。
4,巨大鉄道ジオラマ
冬季のスポーツのオフ時期に、2か月くらいドーム内にNゲージジオラマを作ってほしいんだけど。
以上である。
・・・・・考えてはみたものの、やっぱパンピーの想像力なんてこんなもの。
でも!と言いたい。
札幌ドームについての批判は、もう見飽きまして。札幌市民が赤字を批判したところで、損をしているのは札幌市民。そんなことよりも、この際、「採算」とか考えずに、札幌ドームで遊びつくすことを考えませんか?
どっちみち赤字になるんだったら、何も使わずにいるよりも、上記のような下らないイベントでも行ったほうが、よっぽど「公共の利益」になろうというもの。
そこから新しいアイディアが出てくるかもしれないし。
北見で2月に行われる野外の焼肉イベントですが、地元民なら絶対に思いつきませんでした。2月にバーベキューをやる、なんて言った日には「バカじゃねーか?」と冗談とも受け止められなかったでしょう。
他所の人が、やってしまったら、今や全国区のイベントに。
最初から「斬新なアイディア」を考えるのではなく、下らないところからでも「札幌ドームで何ができるのか?」を考えてみませんか?