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映画評論家とパンピーの評価の違い

 現在、スーパーマリオの映画が大ブームとなっているとのこと。

 

 スーパーマリオの映画って、管理人が高校くらいの時にもハリウッドで実写化されていた。

 

 ハリウッドってのは昔から「実写化」が大好きで、なんとガンダム北斗の拳も、90年代にハリウッドで映画化された。ガンダムなんてよく実写化しようとしたね。

 

 で、この21世紀のスーパーマリオの評価が、映画評論家とパンピーでは大きく異なっている、とのこと。

 

 答えは簡単です。映画を娯楽と考えるかどうか。

 

 評論家というのは、映画は芸術とか深い考察(という勘違い)をさせるものじゃなければだめ、と思ってんだかどうかわからないけど、やたら小難しく考える。そしてとにかくなんか一つでもイヤミ、いや悪い点を指摘しないとすまないらしい。

 

 しかしパンピーの多くは、せっかくの休日を楽しく過ごすために映画を見る、というのが目的。

 

 スーパーマリオで社会問題を語ってほしいか?どう考えてもエンタメ100%であってほしい!

 

 管理人も同じことを経験したことがある。

 

 かつて10年くらい前にトランスフォーマーが実写化されたときのこと。

 

 当時はすでにCGは一般的。管理人は幼少の頃、トランスフォーマーでよく遊んだんだよね。当時はダイアクロン・シリーズの1部隊という設定だったのに、トランスフォーマーだけアメリカのハスブロに売られて、世界的なコンテンツになっちゃった。

 ちなみに、ダイアクロンシリーズは、架空のメカロボットシリーズ。正義のダイアクロン軍のメカおもちゃが販売されていた。当時はアニメ化されていない、独自のロボットシリーズが販売されていて、ゾイドなんてのはむしろ先に玩具が人気で、それがアニメになった。

 なお、このダイアクロンシリーズは数年前からリバイバルされている。そしてこの2月、ダイアクロンシリーズの最高傑作である「ロボットベース」が発売されたのだ!

 ダイアクロンのロボットベースのオリジナルは80年代の初頭に発売された、当時のロボット玩具では最大スケールの変形ロボ!正確な数字は忘れたんだけど、立たせたら30㎝を超えていたと思う。しかも「基地モード」への変形が可能!基地モードには滑走路があり、子どもの想像力を刺激する!

 その上でロボットベースが同時代の他のおもちゃを圧倒していたのは、そのギミックの多さ!隊員が搭乗するためのエスカレーターが内蔵されており、子どもがレバーを回すことで移動可能!動態前面のフタの開閉ができ、ふたを開くと内部の様子が覗けてしまうのだ!その内部にあったのが「作戦指令室」!複数の隊員が、なんか難しそうなコンピューターをいじっている様は、当時の子供心を鷲掴み!

 

 この昭和のロボット玩具の金字塔であるロボットベースが、令和の時代に完全復活!高さはなんと50センチ越え!期待通りのギミック強化はもちろん、現代的に格好良くなっている!しかもお値段も6万円越えのオトナ価格!

 もはや令和の子供は相手にせず、「見た目は大人、頭脳は子ども」の大きいオトモダチ相手にした、商魂むき出しの戦略に、令和を生き抜く企業方針を見た!なお、6万円の後に「ポッキリ」とつくと、なお昭和感が出て良かったのに、と悔やまれてならない。

 なおですね、80年代のロボットベースは大人気となったため、大型ロボットの第二弾が発売されました。その名も「ロボットスペースX」!!

 ロボットベースに負けないギミックや変形を誇り、何よりも他を圧倒する巨大さは健在!ロボットベースがリバイバルされたんだから、スペースXはどうなるんだ?とネットでささやかれていたんですけどね。

 

 発売されたリバイバル版ロボットベースの「ロボット形態時」の様子が、どう見ても下半身のみ!

 

 こりゃ、いずれ「上半身」としてのスペースXが確実に発売されますね。そうなると上下合わせて10万円超!!

 子どもたちよ、さよーならー!

 そうさ、俺たちゃ、永遠のしゃかりきコロンブス!!令和の子どもにすら探せない夢の島までレッツラゴー!!

 

 ・・・・・・全く何歳になっても、おもちゃ業界の陰謀に振り回される・・・・

 

 

 話が大きくそれましたが、トランスフォーマーが初めて公開されたときの映画評論家の批評は、まさに酷評。

 オバチャン、もとい熟年女性映画評論家の方の批評は、「知性を感じさせない、ハリウッド的バカ騒ぎ映画」というもの。

 

 自分ですが、すみません、開始直後に登場したヘリコプターが、ロボットに変身するシーンだけで、失禁しそうなくらいに興奮してしまった!

 あの、幼少の頃に遊びまくった玩具が、自分で「シャキーン!」とか効果音を再現して妄想で穴埋めしていた変身シーンが、まるで現実のように再現されているじゃないか!しかも昭和の大きいオトモダチの期待に応えた「メカメカしい」変身っぷり!

 ハリウッドの技術と妄想力の高さを見せつけられてしまった!その後の戦闘シーンの豊富さ、変身の多さなど、圧倒されまくった90分。

 最初から、油ギットギトの大盛ラーメンのお代わりを食べ続けたかのよう!大満足を通り越して満腹となってしまった。

 

 そりゃ、トランスフォーマーに思い入れの無いオバチャン、いや熟年女性は全く興味持てないだろうけどさ、自分は最高傑作と言える作品だったわけで。

 

 
 そう、大多数のパンピーにとって、映画は娯楽。おそらくスーパーマリオパンピーにとっては面白いと思います。

 

 映画評論家の方にもお仕事があると思うけど、「この映画のこのことも知らないの?」的なマウントを取らないとならないものなんでしょうか?