意識低い系、日本代表宣言!!

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日本ハムが負けたので、衝撃的だったアイドル曲を紹介する

 日本ハムは昨日も敗戦。

 

 もうしばらく、管理人の現実逃避にお付き合いいただく。

 

 今やアイドル曲で占められるのが当たり前となったJAPANのヒットチャートだが、管理人の若いころ、ジャニーズ以外のアイドルはむしろ低迷していた。

 「自分で曲を作っている奴の方が格好いい!」と、作詞作曲もロクにしたことないくせに、その点で選別しているパンピーに溢れていた。管理人も当然、その一人。

 

 そんな風潮の中でアイドルが曲を出したら、違う意味で注目を集めてしまった。「イロモノ」として。

 

 今回は、あくまでも管理人の心の中では「イロモノ」として残ってしまった、アイドルたちの曲を紹介する。

 

 

 

1,エスカレーション ともさかりえ

 

 管理人の高校時代くらいから人気が出てきたのが、ともさかりえ だ。

 その後、「ハジメちゃん!」のセリフで大ブレイク!

 

 Escalation - YouTube

 

 

 

 

2,ミラクルラブ 牧瀬里穂

 

 一時期、一世を風靡したのが牧瀬里穂だ!

 その後、当時は新興産業だったIT社長たちとの恋愛か数多く報道された。

 

 正に時代を先取りしていたアイドルと言える。

 

 牧瀬里穂 Miracle Love - YouTube

 

 

3,MajiでKoiする五秒前 広末涼子

 

 しかし管理人の若いころに最も人気があったと言えば広末涼子だった。

 

 人気があり過ぎて、全く手の届かない存在となってしまった。本当に同じ日本にいるのか?と思ってしまうほど。

 一時期、高知を代表する人物は坂本龍馬ではなく、広末涼子となった。Majiで!

 

 それくらい人気があったのだ。

 

 最近、「国民的アイドル」っているのだろうか?

 

 「国民的アイドル」っていうのは、若者だけに人気があるのではなく、子どもからお年寄りまで誰もが知っている、というレベルのこと。

 

 AKBは人気があったけど、果たして「国民的」と言えるのだろうか?

 

 広末涼子は、自分的に最後の「国民的アイドル」と言える。

 

 

 【公式】広末涼子「MajiでKoiする5秒前」 (MV) RYOKO HIROSUE/Maji De Koi Suru 5byoumae MK5 【1st シングル】 - YouTube

 

 

 

 

4,だっこしてチョ  細川ふみえ

 

 管理人の高校時代から大学時代にかけて、「巨乳ブーム」という、非常に情けない名前のブームが巻き起こっていた。しかも「空前の」という形容が付くレベルで!!

 

 今、「巨乳ブーム」と書いていいのか、迷った。でもこの言葉は、25年以上前、どこのメディアでも平気で出ていた。バラエティはもちろん、子供向けアニメから雑誌、新聞(しかも全国紙)まで。信じられるかい?

 

 十代後半から20代前半と言う、最も刺激を受けやすい時期にこのブームに遭遇してしまったのが、管理人世代だ。

 

 管理人世代では「ひながたポーズ」も「M字開脚」も誕生した。

 

 巨〇を売りにしたアイドル、タレントが乱立し、巨〇市場は過熱していたが、その中でも一つ抜きん出ていたのが細川ふみえだ。

 

 もう、「そこをメインに売り出した」と言っても過言ではなかった。

 

 そんな細川ふみえも、歌に挑戦。タイトルからして挑発的であったので、今でも覚えていました。

 

 

 だっこしてチョ / 細川ふみえ【Official Music Video】 - YouTube

 

 

 

5,桃色片想い  松浦亜弥

 

 広末涼子のところで「国民的アイドル」という言葉が出た。

 

 では、現代の「正統派アイドル」とは?

 

 かつてアイドルは、作られた存在だった。

 

 雑誌のアイドルのプロフィールには「趣味はお菓子作り。休日はおうちでポエムを作っている」とあるのがフツーだった。

 

 もちろん、ウソだよ。後にあるアイドルがテレビ番組で「本当は休みの日は焼酎を飲んでテレビ見ていた」と衝撃の告白をしていたのを見た。

 

 でも、80年代から90年代のアイドルって、そういう存在だった。作られた存在だった。まやかし、虚像、人工物。どの言葉も当てはまった。

 パンピーも、薄々気づいてもいた。

 しかし中には真に受けて、「松田聖子はウンコしないよ!」と真顔で主張するファンもいた。

 

 アイドルとパンピーとの間には、絶対に縮まることのない距離があったのだ!!

 

 ・・・・しかし、前述のように、90年代後半からアイドルの地位が下降し、アーティストの存在が上昇するにつれ、アイドルの在り方も変わり始めた。それまでのアイドルの定型が崩れ始めた。

 

 清純で、誰にでも笑顔を振りまき(ブリッ子)、人々をキュンキュンさせ、感情を表に出さず、絶対に下ネタや下品なことを言わない・やらないはずのアイドルが、そのタブーを破り始めたのだ!!

 

 アイドル文化は消滅したかに思えた。

 

 

 松浦亜弥が登場したのは、そういう時だった。

 

 可愛くて、キュンキュンで、溢れんばかりの元気を振りまき、「下賤なこと」を言わない。

 

 その時、世間は「正統派アイドルが復活した!」と語った。

 

 この時から「正統派アイドル」という言葉が世間に広まり始めた(以前からあったんだろうけどさ)。

 

 松浦亜弥は正に、昭和・平成のアイドルの流れを受け継ぐ「正統派」であった!

 

 近年、日本のアイドルはグループが多く、容姿はいいのだけど素人っぽさもある、という、「身近な存在」であることがスタンダードになっている。

 

 人々を寄せ付けず、全てで完璧を求められた「正統派」は、今後、令和の世に登場するのだろうか?

 

 

 松浦亜弥 - ♡ 桃色片想い ♡ [PV] - YouTube

 

 

 

 

 色々語ったけど、管理人は深い思い入れをもつほど、特定のアイドルに入れあげたことは無いんだよね。高橋由美子ファンだったけど、ファンクラブに入会しなかったし。

 

 そして今や、アイドルとは必ずしも「実体」を持たなくてもよくなりつつある。バーチャルユーチューバーが、億単位で稼ぐ時代である。高額なプロモーション費用もかけずに。

 

 令和のアイドルはどうなるのか?気になるところである。