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北海道旅行の際に注意すべき名物 3選

 コロナの影響で旅行の自粛が叫ばれる状況がつづいている日本。

 

 禁止されると、むしろ行きたくなるのが人間のサガですが、ここは我慢をしましょう。

 

 さて、一時的にも緊急事態宣言やまん延防止が緩和された春先、束の間の間、北海道にやってきた旅行客が増えた、とのこと。

 こういう状況での旅行先に選ばれることは、とても嬉しいことですね。

 

 で、全国各地には旅行客にお勧めの名物食べ物というものがあると思います。

 

 いや、あり過ぎて大変なくらい。

 

 頻繁に行くことができる距離ならいざ知らず、旅行とは、次に行くのは何年先になるかわからない、もしかしたら人生で訪れることができないかもしれない、というものであることが多い。

 

 そして旅行にとって、食事はとても重要です。上記のように、もう二度と行くことができないかもしれない以上、そこの名産品を確実に食べておきたいところ。

 

 北海道にもおすすめの名物がたくさんありますが、今回は遠方からの旅行客が食べる際には注意してほしい「名物料理」をご紹介します。

 

 今回、ご紹介する料理は「これは食べるな!」というものではありません。お勧めできます。が!様々な理由で、非常に注意が必要です。

 

 

 

1,中山峠の「あげいも」

 

 北海道を車やバイク、自転車で移動する人が年々増えている、とのこと。

 そういった方々が高い確率で訪れるのが中山峠の頂上にあるレストランです。

 

 中山峠は札幌と、道内随一の観光名所である洞爺湖方面の間にある交通の要衝。道内でも交通量が多い峠です。洞爺湖登別温泉方面を訪れる観光客の多くが、この峠を通過すると思われます。

 

 「レストラン」と書きましたが、大きな建物が複数あり、駐車場も広くトイレも綺麗。バスツアーの観光バスが休憩地として必ず停車するスポットです。

 

 その中山峠で売られている知名度の高い名産品が「あげいも」です。

 

 北海道名物のジャガイモを揚げたもの。ほんのりバター味(?)があります。

 

 北海道内には「あげいも」がいたるところで販売されていますが、中山峠の揚げイモは確かに美味しい。自分もたまに食べたくなり、ドライブと称して中山峠の揚げイモを食べに行きます。

 

 非常にお勧めなんですが!!

 

 ボリュームが非常に大きい!

 

 ジャガイモはただでさえ腹に溜まるのに、それが揚げられているのでさらにカロリー爆上げ!それが一串に3つもあるのです!

 これを3つ全部食べると、確実に昼飯、夕食が食べられなくなります。それだけ腹持ちが良いです。とても「おやつ」や「夕食までのおつまみ」にはなりません。

 ブラックホールの胃袋を持つ10代~20代の「オトナ男子」なら大丈夫ですが、それ以外の世代は「完食」するのも大変!

 揚げイモだけで、旅行中の貴重な一食を費やしてしまうのはもったいない!

 なので、中山峠で揚げイモを食べる際は、カップルやご家族で1本とか、女性グループは1本で十分。

 

 十分、注意してください!

 

 

 

 

 

2,大通公園の「とうきび

 

 札幌の季節の風物詩として、今年も大通公園の「とうきび」販売が始まった、というニュース文言があります。

 

 大通公園とうきびワゴンが始まると、札幌も暖かい季節になったんだ、と実感し、「今年のワゴン販売が終了」というニュースがあると、いよいよ冬がやってくるんだ、と寒さの到来を予感させます。

 

 大通公園とうきびは美味しいですよ!

 

 自分は「焼きとうきび」の方が好きですが、茹でてある方も美味しいです。

 

 晴れた日のお昼に、大通公園のベンチでとうきびを食べるのは最高です!毎年一回は、大通公園とうきびを食べています。

 

 ぜひ、お勧めです!!

 

 

 しかし!!

 

 こちらも揚げイモと同じく、注意してください!

 

 北海道では旬の季節には「お昼ご飯」として、とうもろこし1本がまるまると出される程、「食事」として認識されてもいます。

 

 それだけボリュームがあります。

 

 なのでとても美味しいのだけど、一本食べきったらお腹が膨れます。

 

 まあ、それはそれでお勧めなんだけど、旅行中の貴重な「一食」にはもったいないかも。こちらもカップルやご家族の人数分を買ってしまうのではなく、少なめにしておく方がよいでしょう。

 最近はハーフサイズもあるらしいので、そっちもいいかもしれませんね。

 なお、とうきびハーフと「じゃがバター」のセットもあるらしい、どっちもハーフサイズではありますが、この2つが合体すると、下手な1食に劣らない満腹感を感じてしまうので要注意!!

 

 

 

 

 

3,牛乳バターラーメン

 

 すんません、白状しますとこれまで40年以上、道産子を貫いてきましたが「牛乳ラーメン」に興味を持てません。

 自分は道内の地方出身で、むしろ牛乳は溢れているような感じだったのですが、ラーメンと一緒には食べる気になれません。

 

 自分の10代のころにも、牛乳ラーメンってのはありましたが、どっちかというと観光客向けの「アレ」な扱いで、地元民で好んで食べる人は少なかったと思います。

 

 一度、高校時代に食べたことがあったのだけど、ラーメンの麺と牛乳のスープが全然合いませんでした。あの時はまだ、牛乳にラーメンをつっこんだだけ、というものが多かったらしい。

 

 なので自分はいまだに、「牛乳ラーメン」と聞くと身構えてしまう。

 強くはお勧めできません。

 

 ただ、最近、札幌ラーメンも様々な地方の要素が取り入れられてアレンジが進み、ここにきて再び急速に進化しているらしい。一時は九州から上陸した「豚骨系」に占領されてしまいましたからね。

 
 で、外からの刺激で札幌のラーメンも洗練される中で、牛乳をラーメンに合うように美味しく調理したものも出てきている、とのことなので、「牛乳ラーメンはだめ!」とは一概に言えなくなっているらしい。雑誌で見たりするけど、確かに美味しそうなんですよね。

 

 まあ、旅行には一つくらい、先の読めない謎めいた要素を残しておいた方がいいのでは?

 牛乳ラーメンは、「謎の要素」として挑戦するにはお勧めです!!

 

 

 以上です。

 

 スウィーツを覗いて、北海道の名物はボリュームの大きいものが多いので、注意してね。セイコーマートのザンギはお勧めですけどね。

世紀末の日本で発生した大ブームを語る!!

  いきなりタイトルにつられてこのブログを見てしまった、そこのあなた!

 

 90年代の人ですね。

 

 平成後半世代、令和世代には信じがたいかもしれないが、20世紀末の90年代、日本ではあるブームが起こった!そのブームは社会全体を巻き込み、社会現象にまでなってしまった!

 

 そのブームの名前は「女子高生ブーム」!!!!

 

 

 え?お前、何をいってるんだ!って?

 

 いや、本当にあったんだって!!

 

 全く、現代なら国際的にも批判を浴びてしまいそうな名前だが、実際に起こったブームなのだ!

 

 このブームが起こった1990年代後半は、自分は高校卒業して間もなかったので、あんまり実感を持つことが無かった。というのも10代のアイドルなんて珍しくなかったし、ちょっと前には「おにゃんこクラブ」という時代を感じさせる名前のアイドルグループもあったし。おにゃんこくらぶは素人女子高生を集めたグループ。

 

 そういう感じで、昔から10代の芸能人がブームになることは珍しくなかったから、何で「女子高生ブーム」なんて名前がわざわざつくのか、理解にできなかったのが本音。

 

 この女子高生ブームだが、最初はルーズソックスから始まったような気がする。

 

 今って、ルーズソックスって、あるの?

 

 ルーズソックスの説明はここではしないので、お母さんに聞いてみよう!

 

 ・・・・・で、そのルーズソックスが女子高生の間でブームになっている、と騒がれ始めたのと同時期に、「ブルセラショップ」という名前の店が各地にでき始めて。

 

 自分の高校卒業時に地元にもできたというニュースがあった。

 

 管理人の地元って、日本でもかなりの端っこの方なので、ここまでやってくるって言うことは全国ではかなり前からブームだった、ってことだし、需要があるから「地元進出!」も実現できたわけで。「需要」って言葉も「アレ」だけど。

 

 ちなみに自分の母校は、自分の在学中はブルマだったんだよね。でも、正直、在学中はブルマを特別おかしく見たわけでもなく。特段、真面目だったつもりもないけども。

 

 ブルセラショップについての説明はここではしないので、お父さんに聞いてみよう!

 

 

 とにかく、ルーズソックスのブームと共に女子高生ブームが巻き起こり、テレビでも雑誌でも女子高生特集が組まれるようになり、女子高生が社会の主人公のようになった。

 

 そのころから制服のスカートを短くはく、というのも流行りはじめた。

 

 これ、驚くことに、真冬の北海道でも女子高生は「生足・スカート短く」をしていたんだよ。

 

 妻は「寒さ日本一」を競うほどの、全国レベルでの極寒の地で青春を過ごしたのだけど、そこでも真冬の2月に、女子高生たちはみんな、生足・スカート短く、を実践していた、とのこと。

 

 夏とかに「生足・スカート短い」を見かけると、いかがわしく思うかもしれないけど、真冬の北海道で吹雪の日に見てみ!

 いやらしさとか吹っ飛んで、老若男女問わず「風邪ひくから何か履け!」と言いたくなるよ。

 

 北海道の2月って、寒いんだって。自分は中学時代に登校中に耳が軽い凍傷になったことがあるよ。

 

 とにかく、そんな命の危険を顧みず、女子高生たちはスカートを短くしたのだ!

 

 また、そこから黒ギャルまで流行した。(これを「ガングロ」という)

 

 ちょうどそのころ開催された長野オリンピックの開会式も、今回の東京五輪と同じく「つまんなかった」とされた。東京五輪では「マリオだせ!」「AKIRAはどうした!」となったけど、ナガノの時は「女子高生出せ!」と一部のますこみで騒がれていた。

 

 そのくらいのブームだった。

 

 

 あれから20年以上経過。

 

 現代なら絶対に「女子高生ブーム」なんて起こらないと思う。

 

 かつての「女子高生」諸君、娘さんにはどう語っているんすか?

 

 

 

 

 追記

 

 皆さん、地元の高校を「○○コー」と呼ぶことないですか?

 

 昔、南アルプス市ができるというニュースが流れたとき、地元の中学生から「自分たちの母校が南アルプス中学校=南アル中となってしまう」と苦情を訴えている、と話題になりました。「アル中」だからね。

 

 こうやって略称にしてしまうとおかしくなってしまう場合があります。

 

 かつて後志の内陸の町出身者と話していた時の話。

 

 喜茂別高校出身者が「キモ高」だったからいやだった、と。

 

 そこに蘭越高校出身者が現れて・・・・・・

 

 

ファンも悪い、いやファンが悪い

 今回の中田の移籍について、日本ハム、巨人ともに様々な意見が出ています。

 

 中畑氏をはじめ、巨人OBの方々は「まずは日本ハムの選手として謝罪すべきだ」と指摘。日本ハムフロント、栗山監督の対応の甘さ、そして「巨人へ押し付けた形」への不満が様々な方面から表明されています。

 球界の重鎮、広岡氏も、移籍の経緯について不信感をあらわにしています。

 

 この指摘は正当なもの。

 

 正直、まずは北海道で、一言でいいから、それこそ出発前の新千歳空港ででもいいから、何かを言ってほしかった。形は違うけれど、ダルビッシュも大谷も、全国記者会見とは別に、道民向けの記者会見を開いていましたし。

 

 

 ただ、これは世代によって異なるのかもしれないのだけど、北海道民もしくは北海道の日本ハムファン(当然、他チームファンの道民もおられる)にも責任はあるのかもしれない、と思っておりまして。

 

 よく各評論家、関係者に指摘されることだけど、「北海道のファンは批判をしない」と。

 

 よく言えば「優しい」だけど、客観的にみれば「甘い」ともされかねない。

 

 北海道はプロチームの本拠地としての歴史が浅いため、阪神や巨人のように「上手に批判する」というのはできていないのかもしれない。

 

 でも、やっぱり地元のチームの選手を批判する気にもなれず。

 

 これは完全に管理人の考えになってしまうのだけど、中田には感謝の方を大きく持っています。

 

 
 日本ハムが北海道にやってきて、もうすぐ20年を迎えようとしていますが、それまで北海道はプロスポーツ不毛の地でした。

 まだ札幌なら様々なチームの遠征試合を見ることができたのかもしれないけど、自分は北海道でも地方中の地方に住んでいたので、幼少期にはプロの試合を見る機会などありませんでした。

 

 プロの試合なんて、テレビの向こう側の世界の話でしたし。

 

 幼少期の西武ファンであったころ、パリーグはマイナーな扱いでしたがそ、その中でも日本ハムはロッテと並んでさらに地味な存在でした。

 

 そんな地味なチームでも、北海道にやってくる!となると、とても嬉しかった!

 

 そして札幌での主催ゲームが始まって、テレビに出ていた選手たちが北海道でプレーをして、スポーツニュースでも放送される。

 

 なんか不思議な感じがして。

 

 高校野球で北海道のチームが出場して、全国中継で地名が呼ばれるだけでも地元民としては「全国に流れているぞ!」と、なんとも言えない高揚感があったのですが、今やそれが毎日のように扱われる。

 

 そして何よりも、プロという存在が間近にあり、プロのプレーを直接見ることができる!

 

 自分は今に至る前までに、道内の様々な地点を転々としましたが、どこにも日本ハムファンはいて、みんなツアーを組んだり、友達と車に乗って、観戦に行こうとする。

 

 北海道って、広いですよ!それでもはるばる日高山脈大雪山を超えてまでして、「近く」のプロのプレーを見に行くのです。

 道内旅行のメインディッシュが日本ハム戦の観戦だったのです。

 

 管理人だけではなく、それだけみんな、プロスポーツを渇望していたんだ、と痛感しました。

 

 で、移転後、稲葉、ダルビッシュの活躍した2000年代で「強豪」とされ、そして中田がメインとなった2010年代を迎えます。

 

 とても幸せな10年でした。

 

 クライマックスシリーズ日本シリーズも、なんと札幌で行われた。全国の注目が集まった。

 パリーグ優勝もしたし、日本一にもなりパレードも行われた。

 

 不毛時代の方が長かった自分にとって、これは考えられないことでした。

 

 
 10年の間に、ダルビッシュも稲葉も大谷も、日本ハムにはいたんですもんね。

 

 でもトップ人気はやはり中田でした。

 

 12球団でもすっかり有名な存在になった中田のおかげで、10年代の北海道の野球は盛り上がりました。

 また、プロチームがあるからか、高校野球でも北海道のチームに変化がありました。

 

 自分の10代の頃なんて、高校野球において北海道は全国有数の弱小地区でした。数年に一度、「まぐれ」という感じで一回戦を突破することがあっただけでも、地元では「奇跡だ!」となりました。道内の新聞もテレビ局もトップニュースで勝利を報道したものです。まあ、大体は敗れることが多かったのですが。で、たまに勝ってしまうと、「相手チームは地元に帰ってから、北海道なんかに負けた、と地元中から叱られてしまうのではないか」と、返って相手チームを気の毒に思ってしまうほど。

 そんな状況だから、関東勢に勝つことはかなり困難、近畿勢、九州勢、四国勢などの西日本勢に勝つことは不可能、と思われていました。

 

 それがどうだろう。日本ハムの北海道移転が決まってからの道内の高校野球の情勢は。

 

 駒大苫小牧の連覇・準優勝をはじめ、移転後に春・夏を通じて準優勝があり、夢のまた夢、という感じだったベスト16,ベスト8、ベスト4も珍しくはなくなった。

 そういえば信じられますか?駒大苫小牧は、あの涌井のいる横浜高校、そして中田翔のいた大阪桐蔭という、名門中の名門校にも勝利していたのを!

 

 今では北海道は弱小地区を脱して、強豪地区の仲間入りをしようとしている。日本ハムが北海道の野球を強くしてくれました。

 

 オリンピックの時に選手たちが「多くの人に見てもらってしってもらいたい」と語っていましたが、道民がその効果を一番、実感しているのではないか、と思います。

 

 そしてそして、信じられますか?来年の夏、北海道に本格的な野球場ができるんですよ!!

 

 これも全てプロ野球チームが北海道に来たおかげ。

 

 しかも移転しただけで人気がなければ球場建設までには至らない。しっかり強くて、人気のある選手がいたおかげ。 

 自分は中田のおかげと思っています。中田が北海道に世界一の球場を作ってくれた、と。

 

 だからと言って、やったことが消えたことにはならない。

 特に巨人という、野球界の歴史の中心にいたチームに加わる以上、OBの方々の意見も聞かなければならない。

  

 巨人ファンや巨人の関係者、セリーグの方には許しを得ないといけないかもしれないけれど、管理人個人は、もう、これでいいと思ってしまいます。

 

 

 でも、北海道のファンも変わらないといけないですね。

 

 素晴らしい球場ができる以上、これからは「どうすれば常に強いチームでいられるか」「そのためにファンはどうすればいいのか」を考えなければならないようです。

 

 巨人ファンの方々、関係者の方々、悪いのはファンです。申し訳ありませんでした。(勝手に代弁してますが、もちろん個人の考え)

 

 

 

 

中田よ、ホームラン王を目指せ!!!!

 昨日、中田翔の巨人への移籍が発表されました。

 

 個人的には、秋山幸二のトレード、糸井のトレードにならぶ、「激震」のニュース。

 

 前述の2つのトレードの際は球団・フロントに怒りが湧きましたが、今回は真逆。

 

 「これでよかった」と。

 

 栗山監督が主体となったそうですが、よく動いてくれた、と。

 

 中田への思いが伝わります。だってなんとも思っていなければ、2軍で塩漬けにしてそのままオフに誰かとトレードするでしょう。「中田を出すんだから少しは見返りを」というのは、フツーの感情と思う。

 

 しかし、それをしなかった。無償トレードというのは、そういうこと。

 

 ファンは新聞などの報道情報を通して推測するしかなく、勝手に栗山監督の人物像を作り上げている可能性が高いのだけど、この中田の放出には愛情を感じます。

 

 また、最初に中田を引き上げた梨田氏、中田と親交の深い稲葉氏も中田のために動いた、とのこと。稲葉氏は次期監督の名前もあるだけに、中田の放出は簡単には決めることができないはず。

 

 それだけ中田が起こしてしまったことのチームへの余韻が大きいのと、一方では中田を何とかしたい、という思いが伝わります。

 

 巨人が受け入れてくれて、本当によかった!

 

 

 ・・・・・長年、見続けてきた日本ハムファンの方も、実はこれがよかったと思っているのでは?

 

 阪神移籍が実現できなかったときくらいから、彼は明らかにやる気を失っているようにも見えまして。

 今の日本ハムは、かつてのダルビッシュや稲葉と言った存在感のある選手がおらず、よくも悪くも中田が「顔」にならざるをえなく。

 その中田の雰囲気がチームの雰囲気を現していました。

 そしてチームからは何とも言えない倦怠感を感じていました。ここ数年、最下位付近を行ったり来たり。

 中田が若かった2013年だって、最下位だったのですが、あの時は中田をはじめ、若い選手がグングン伸びてくる雰囲気を感じました。もう上昇する予感しかなかった。だから希望を感じてもいたのだけど、今のチームは八方ふさがりの閉塞感を醸しだしていました。

 中田の責任にしたいわけではありません。

 中田が嫌いだから、ではなく、札幌ドームという無駄に広くてフェンスが高く、地面もガッチガチの球場は、明らかに中田のようなパワーヒッターには不利。

 だって、大谷でさえ20本台ですよ。

 彼自身の持ち味を生かせないどころか、フライに終わることでむしろ長所を殺してしまう面もあった。

 そんな中で、彼が札幌ドームでモチベーションを維持するのは難しかったのではないか、と。

 

 ホームラン王とはいわず、彼の打力に見合った本塁打数を記録できていたら、まだ違ったのではないかと思うのです。

 

 札幌ドームでは、この先、どうあっても彼に求められている成績を残すこと、それを更新することは難しかったと思います。

 

 そういうやりきれない思いも、今回の事件に至ってしまった原因の一つにあるように思えて。

 

 でも、これからは違います。本拠地は東京ドーム。飛距離という面では、今までよりもホームランを狙える。

 東京ドームをバカにするわけでもセリーグを甘く見るのでもありません。

 札幌ドームが明らかに広すぎた。

 

 中田よ、ホームラン王を目指せ!!札幌ドームで30本も打ったんだ!狙える実力がある! 

 

 

 そして、話は今後の日本ハムへ。

 

 すべてを中田のせいにするわけにはいかないが、せっかくにプロになったのだから、悔いなくキャリアを終えてほしい、と。

 今回、日本ハム放任主義が批判されていますし、それは正当なものと思います。

 一方で、その放任主義を生かしたのがダルビッシュであり、大谷です。

 
 一番、考えを変えなければならないのは、編成でしょうか。

 やはり「ベテラン」という存在は必要だ、と痛感。

 そして、そろそろ「大物」の外の血を、FAなどで獲得したほうがいいと。

 毎年、FA競争に参戦しろ、というのではありません。たまには必要なのでは?

 ちょっと内向きになりすぎていたのかもしれない。

 

 とにかく、この放出が「正しかった」と世間に認めさせる方法は、中田翔が巨人に馴染んで活躍し、そして日本ハムが勝つことのみ。

 

 どちらも頑張ってくれ!

 

 

 

 巨人、そして何よりも原監督、獲得してくれてありがとう!!!!

 

 中田よ、ホームラン王を目指せ!!(鍵谷よ、たまにアップルパイを作ってあげて)

 

 

 

 

 

 

 

 

「怪しいお兄さん」はいますか?

 管理人はオトナ男子なため、男の子のことしか書けない。

 

 そして、昔は「男子」の成長期には、「怪しげな存在」がいた。

 

 「怪しげな存在」と書くと、今のご時世では犯罪のようなものを伺わせてしまうのだが、そういうのとは少し違う。

 

 管理人は地方都市の出身だが、近所に国立の工学部の単科大学があった。

 

 幼少のころは、そこの大学生に家庭教師をお願いしたので接点が多かった。

 良いことじゃないのかもしれないけど、研究室にもお邪魔したことがあった。

 

 地方都市、工学部のみの大学。

 

 今でこそ「リケジョ」という言葉があって、理系を志す女性も珍しくないのだが、今から30年以上も前は、「理系は男子、文系は女子」という感じの色分けが強かった。

 

 それでも大都市の工学部なら、他の学部があったり、同じ大学ではなくても他の大学との交流もあるのだろうが、「地方」であり、「工学部のみ」の単科大学

 

 そう、正に「男ばっかりの世界」であったのだ!

 

 こう書くと、腐女子という人々は「イケメンばっかり」の妄想をするかもしれないが、工学部のために「オタク気質」な男が多い上に、地方都市で他の大学もなく、基本的に男しかいないため、必然的にファッションセンスは絶望的なほど感じられず、しかも「国立」のために多くは「貧乏学生」であったので、「お金をファッションに使う」という思考もない!見た目なんて気にしなくても4年間を過ごせてしまうのだ!(あくまで30年以上前の話です。)

 

 そう、「イケメンたちの淫靡な世界」とは対極の「オタクたちの独立国」というほうがふさわしい!

 

 当時はまだ「オタク」という言葉がなかったので、「極度のマニアのたまり場」の方があっているかもしれない。

 

 彼らの話の内容はどれもマニアックなものばかり。自分は幼少のころから「極めてニッチな世界を追求する」ということに、必然的に慣らされることになってしまった!ロボットを作っちゃってた学生もいたらしい。

 
 当時はまだパソコンは普及しておらず、それこそ研究機関にしかなかったため、学生たちのおもちゃとなっていた(らしい)。また「ガンダムを作ることはできない」ということを、「なんちゃら工学」だか「ホンニャラ物理学」に基づいて語られたこともあった。当然ながら、小学生がそんなものを理解できるわけがない。

 

 「メカ生体ゾイド」って玩具、知ってますか?

 

 今もアニメが放送されていて子供に一定の人気があるようだけど、自分の小学生のころに「ゾイド」が組み立て玩具として発売された。

 

 今のゾイドはプラモデルに近いようだけど、当時のゾイドは接着剤を使わず、モーター部分からパーツを組み合わせていくことで恐竜型のロボットができ、しかもスイッチを入れれば勝手に歩行し、しっぽや首、手が動くといった動作まで再現されていた!

 

 このゾイドを見たときの、当時の家庭教師だった工学部学生の興奮はすさまじかった!

 なんでも、これは「ホンダラ工学」だかに基づいた、実はすっごい画期的なおもちゃだ、と。

 

 つまり簡単な1種類の動作しかできないモーターにパーツを組み合わせることで、複数の動きに変換し、自立歩行までさせる、というのが、実はメチャクチャ学問的なのだそうだ。子供にとっちゃ、「見た目が格好いい」というだけだが、当時の工学部大学生は、その技術的な価値を理解して日本の玩具技術の高さを称賛していた。

 

 ・・・・・・そう、「どーでもいい」っちゃどーでもいい、実にマニアックなことに詳しいさまが、伝わると思う。

 

 そんなもんだから、アニメも早い内から人気があったし、攻殻機動隊の原作者の漫画も、早い時期から「目がつけられて」いた。

 

 また、工学部だからか、男ばっかりだからかよくわからないが、車やバイクに詳しい学生も多かった。自分で分解していた人もいた。

 

 小学生にとって、「バイクに乗っている年上に兄ちゃん」は、憧れの対象である。

 

 バイクに触らせてもらったりもした。

 

 またよくわからないのに洋楽を聞かせてもらって、なんか大人の感じ、を体験したり、ギターやドラムなんかも初めて間近で見せてもらった。

 

 サバイバルの方法やら、貧乏旅行の話、バイトでの面白い話などを聞かせてもらった。

 

 

 思うに、男子の成長には両親や学校、塾、友達だけではなく、(健全な意味での)「怪しいお兄さん」の存在が不可欠なのではないだろうか?

 

 親や毎日会っている家族からは知ることができないことを知っている存在が。

 

 皆さんの周りにも、「怪しげ」だったり、奔放な伯父さん、叔母さんがいませんでしたか?

 たまにしか会えないけど、なんだか面白いことを教えてくれる。

 

 
 かつての子供は、そういう「怪しげな存在」に、自分自身はなれているか?

 

 

 なお、ここで語った「大学生象」は、小学生だった当時の視点で見たものなので、実態と乖離している可能性はあります。その点は「子供の思い出」ということでご容赦ください。

 

 

 そして、現在の地元の単科大学ですが、10年以上前に近くに看護大学ができて「女子率」が高まった結果、爽やかになってしまい、「マニアたちの王国」は消滅してしまった、とさ。うーん、なんか惜しいような気が。あの極度のマニアックさ、ニッチの魔窟っぷりは、新しい何かを生み出しそうな気もしたので。

「オトナ女子」の謎

 先日、北海道内の夕方番組のコーナーにて、「オトナ女子に人気」というフレーズを見かけた。

 

 自分は虚を突かれてしまった。

 

 「オトナ女子」とは何なのか?

 

 そのような日本語が、これまでにあったのか?

 

 オトナ女子の「オトナ」の部分を漢字にしてみると

 

 「大人女子」、つまり大人の女子、それって成人女性、もしくは女性なのでは?

 

 これを男で言い換えてみると「オトナ男子」。

 

 それって、男、もしくは男性、そしてオッサンのことじゃん!

 

 男子もしくは女子、というのは、自分の若いころまでは「子供」に対して使う言葉だったのだが、最近はよくわからなくなった。

 

 「女子会プラン *20歳以上の女性限定」という広告も目にしてきた。

 

 そう、「女子会」という名称が出てきてから、「女子」の適用範囲が広がったように思える。

 

 「女子会」が昔はなかったわけではない。女性だけの飲み会、なんてのは別に珍しくなかった。

 

 別に「女子」という言葉を使うことに反対しているわけではなく。知り合いのお孫さんがいる女性も、お友達と「女子会」を行っているというし。

 

 「オトナ女子」という言葉の曖昧さ。

 

 女子の心を持った、女性ということだろうか。

 

 

 なら「オトナ男子」という言葉はいりません。男なんて中身はあんまり変わんないので。