意識低い系、日本代表宣言!!

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世紀末の日本で発生した大ブームを語る!!

  いきなりタイトルにつられてこのブログを見てしまった、そこのあなた!

 

 90年代の人ですね。

 

 平成後半世代、令和世代には信じがたいかもしれないが、20世紀末の90年代、日本ではあるブームが起こった!そのブームは社会全体を巻き込み、社会現象にまでなってしまった!

 

 そのブームの名前は「女子高生ブーム」!!!!

 

 

 え?お前、何をいってるんだ!って?

 

 いや、本当にあったんだって!!

 

 全く、現代なら国際的にも批判を浴びてしまいそうな名前だが、実際に起こったブームなのだ!

 

 このブームが起こった1990年代後半は、自分は高校卒業して間もなかったので、あんまり実感を持つことが無かった。というのも10代のアイドルなんて珍しくなかったし、ちょっと前には「おにゃんこクラブ」という時代を感じさせる名前のアイドルグループもあったし。おにゃんこくらぶは素人女子高生を集めたグループ。

 

 そういう感じで、昔から10代の芸能人がブームになることは珍しくなかったから、何で「女子高生ブーム」なんて名前がわざわざつくのか、理解にできなかったのが本音。

 

 この女子高生ブームだが、最初はルーズソックスから始まったような気がする。

 

 今って、ルーズソックスって、あるの?

 

 ルーズソックスの説明はここではしないので、お母さんに聞いてみよう!

 

 ・・・・・で、そのルーズソックスが女子高生の間でブームになっている、と騒がれ始めたのと同時期に、「ブルセラショップ」という名前の店が各地にでき始めて。

 

 自分の高校卒業時に地元にもできたというニュースがあった。

 

 管理人の地元って、日本でもかなりの端っこの方なので、ここまでやってくるって言うことは全国ではかなり前からブームだった、ってことだし、需要があるから「地元進出!」も実現できたわけで。「需要」って言葉も「アレ」だけど。

 

 ちなみに自分の母校は、自分の在学中はブルマだったんだよね。でも、正直、在学中はブルマを特別おかしく見たわけでもなく。特段、真面目だったつもりもないけども。

 

 ブルセラショップについての説明はここではしないので、お父さんに聞いてみよう!

 

 

 とにかく、ルーズソックスのブームと共に女子高生ブームが巻き起こり、テレビでも雑誌でも女子高生特集が組まれるようになり、女子高生が社会の主人公のようになった。

 

 そのころから制服のスカートを短くはく、というのも流行りはじめた。

 

 これ、驚くことに、真冬の北海道でも女子高生は「生足・スカート短く」をしていたんだよ。

 

 妻は「寒さ日本一」を競うほどの、全国レベルでの極寒の地で青春を過ごしたのだけど、そこでも真冬の2月に、女子高生たちはみんな、生足・スカート短く、を実践していた、とのこと。

 

 夏とかに「生足・スカート短い」を見かけると、いかがわしく思うかもしれないけど、真冬の北海道で吹雪の日に見てみ!

 いやらしさとか吹っ飛んで、老若男女問わず「風邪ひくから何か履け!」と言いたくなるよ。

 

 北海道の2月って、寒いんだって。自分は中学時代に登校中に耳が軽い凍傷になったことがあるよ。

 

 とにかく、そんな命の危険を顧みず、女子高生たちはスカートを短くしたのだ!

 

 また、そこから黒ギャルまで流行した。(これを「ガングロ」という)

 

 ちょうどそのころ開催された長野オリンピックの開会式も、今回の東京五輪と同じく「つまんなかった」とされた。東京五輪では「マリオだせ!」「AKIRAはどうした!」となったけど、ナガノの時は「女子高生出せ!」と一部のますこみで騒がれていた。

 

 そのくらいのブームだった。

 

 

 あれから20年以上経過。

 

 現代なら絶対に「女子高生ブーム」なんて起こらないと思う。

 

 かつての「女子高生」諸君、娘さんにはどう語っているんすか?

 

 

 

 

 追記

 

 皆さん、地元の高校を「○○コー」と呼ぶことないですか?

 

 昔、南アルプス市ができるというニュースが流れたとき、地元の中学生から「自分たちの母校が南アルプス中学校=南アル中となってしまう」と苦情を訴えている、と話題になりました。「アル中」だからね。

 

 こうやって略称にしてしまうとおかしくなってしまう場合があります。

 

 かつて後志の内陸の町出身者と話していた時の話。

 

 喜茂別高校出身者が「キモ高」だったからいやだった、と。

 

 そこに蘭越高校出身者が現れて・・・・・・