先日、北海道内の夕方番組のコーナーにて、「オトナ女子に人気」というフレーズを見かけた。
自分は虚を突かれてしまった。
「オトナ女子」とは何なのか?
そのような日本語が、これまでにあったのか?
オトナ女子の「オトナ」の部分を漢字にしてみると
「大人女子」、つまり大人の女子、それって成人女性、もしくは女性なのでは?
これを男で言い換えてみると「オトナ男子」。
それって、男、もしくは男性、そしてオッサンのことじゃん!
男子もしくは女子、というのは、自分の若いころまでは「子供」に対して使う言葉だったのだが、最近はよくわからなくなった。
「女子会プラン *20歳以上の女性限定」という広告も目にしてきた。
そう、「女子会」という名称が出てきてから、「女子」の適用範囲が広がったように思える。
「女子会」が昔はなかったわけではない。女性だけの飲み会、なんてのは別に珍しくなかった。
別に「女子」という言葉を使うことに反対しているわけではなく。知り合いのお孫さんがいる女性も、お友達と「女子会」を行っているというし。
「オトナ女子」という言葉の曖昧さ。
女子の心を持った、女性ということだろうか。
なら「オトナ男子」という言葉はいりません。男なんて中身はあんまり変わんないので。