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北海道と温泉

 暑かったり寒かったり、はっきりしない日々が続いていますが、徐々に秋が深まっていくのを感じます。

 

 先日は寒すぎて暖房入れたし(苦笑)。

 

 いよいよ冬が近づいていますね。

 そうなると雪のシーズンとなるわけです。

 
 管理人は雪が積もるほど、温泉に入りたくなってしまいます。
 

 全国的には冬の温泉というと、「湯けむり露天風呂 OL殺人事件」(主演 古谷一行)などが思い浮かぶかもしれません。北海道も「湯けむり殺人事件」の分野ではブランド力が高く、「阿寒ー屈斜路殺人ルート」「支笏・洞爺 殺人連鎖」など、殺人事件ドラマを通して全国ブランドになった温泉地も多い。また、小説でも許されぬ恋とか、都会で罪を背負った、あるいは失敗した主人公が心のよりどころを求めてくるのも「北の温泉街」。「純愛小説家」渡辺純一さんの作品でも、最後には北海道の温泉地で締めくくられるものもあります。

 

 つーか、中学時代に、読売新聞の朝刊に渡辺淳一氏の「うたかた」という小説が連載されていましたが、あんなの全国紙にのっけてよかったのだろうか。

 

 しかも読売新聞は当時、CMで「子供も新聞を読もう!」とキャンペーンしてましたし。

 ああいう小説があると、「新聞はオッサンが読むもの」というイメージが固定してしまいます。

 

 

 それはさておき、別に殺人事件が無くとも、世捨て人でなくとも、冬の温泉はなかなか情緒があって、良い感じです。
 管理人は大の温泉好きです。道内各地で温泉に浸かってまいりました。

 

 さて、全道、いろんなところに住みましたが、個人的な感想では、道東地区の方が温泉を身近に感じていたような気がいたします。生活圏のすぐそばに温泉がありました。「温泉でも行くか」と言う感じ。田舎だけに娯楽が少ないから、と言われればその通りではありますが(苦笑)。

 帯広に住んでいたころ、良く温泉に行きました。帯広市のすぐ近くには十勝川温泉が控えております。もう、本当にすぐ。
 

 札幌だと、近くの温泉街といっても定山渓。ちょっとした山道を超えていかないといけませんが、帯広と十勝川温泉の間には遮る山地もなく、15~20分もあればすぐついてしまいます。
 日帰り入浴を受け入れている温泉も多く、なかなかいいですね。ある温泉ホテルでは、大浴場、露天風呂、ともに広くて豪華。
 また、札内の小高い丘にある温泉ホテルもいいですね。こちらは露天風呂から、十勝では珍しく夜景を眺めることが出来ます。
 温泉に入り、帰りにてんぷらそばを食べたのが、お給料をもらい始めたころの記憶。やっと自分で贅沢できたなあ、と実感したものです。

 オホーツク地方もいい温泉が多いですよ。斜里方面の緑や札弦地区(岡崎知美選手の出身地)の、ほんとマイナーな温泉ですが、それだけにあまり混むことが少なく、ゆったりできます。ちょうど、斜里市街から屈斜路方面に向かう国道の途中にあるので気軽のよることが出来ます。
 ちなみに、数年前、真冬の雄武町の温泉ホテルに泊まったことがあります。そこの「売り」として、露天風呂から流氷を眺めることが出来る、とありました。
 おお、雄大な景色を見ながら湯につかるのも一興、と、勝手に風流人を気取って入ってみたものの。
 真冬のオホーツク海、しかも流氷が浮かんでいるオホーツク海の外の寒さは尋常ではなく、しかも常時、海から強い突風が吹き荒れる状態。優雅に流氷を見る余裕はなく、そもそも入り口から露天風呂にたどり着けるのかすら難しい状況。それでも素っ裸で、雪交じりのなか、身をかがめ、何とか浴槽に到着。タオルが凍っています。そのまま極度に冷えた体を温めようと湯船に身を沈めていましたが、正直に言って、温い感じ。しかも海からの風がモロに露天風呂を直撃。首から下を常に湯船につけていなければなりません。流氷を眺めたくとも風が強くて目を開けていられない状態。
 

 数分後、意を決して屋内に帰還しようとするも、背中に容赦なく流氷の風が当たり、足元もおぼつかなく、わずかな距離にも関わらず長く感じました。露天風呂で遭難するところでした。
 

 おそらく、たまたま天候が悪かったと思います。それに無理して露天風呂に入らなくとも、流氷を見ることはできますし。

 

 温泉に入って死ぬ思いをしたのは初めて。

 

 

 さて、旭川でもよく温泉に行きました。
 こちらで覚えているのは東神楽町の露天風呂。
 

 もうね、景色がとても素晴らしかった。目の前に大雪山が見えるのですよ。
 管理人が経験した露天風呂の中で最も素晴らしい景色でした。機会があれば、また行きたいと思っています。

 なんか取り留めもなく長くなってしまいましたが、今年も冬の温泉を楽しもうと思っております。