テレビやネットでは、日々、多くのニュースが流れていますね。
そのニュースの解説の際に、コメンテーターは様々な指標や数値を提示して説明していますが、管理人には物足りなく思うことがありまして。
前回までの日本とドイツの比較でも言えますが、数字や経済の指標では、国内人口の近似する日本とドイツは単純比較されてることが多いですが、都市の人口で見ると両国の内情が大きく異なることがわかります。
そう、数字だけでは必ずしも、「実像」を見ることができない。
その国がどのような政治形態なのか、首都中心の中央権力が強いか、地方の自治権が強いか、経済の求心性は?などの実像を見るには、より具体的なことを知る必要があります。
その手段として、地図帳を提案します。
地図帳と言っても、別にマニアが好きそうな高価なものを買えというのではありません。
中学校の地図帳で十分。
受験ではすっかり「暗記科目」とされ、実社会では全く役に立たない、という評価がされてしまった社会科ですが、地理・歴史・地学などの社会科に詳しいことは、世界情勢を読み解くうえで必ず役に立ちます。
今回から、地図帳から、世界情勢をのぞいてみようと思います。