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新NISAについて

 最近、五輪とお仕事と諸々のことにしか関心が向かない管理人。

 

 気づけば、株価が大暴落して大変なことになっているらしいですね。

 

 株式投資はしていない管理人にとっては、「株で大損した~」と嘆く人と同じ気持ちは共有できないかもしれない。

 とはいえ、「収入を増やす手段」が限られる世間なので、なんとかして収入を増やそう、という気持ちはわかる気がします。

 

 で、財テク系のインフルエンサーが、ちょっとパニクっているのを見ると、何とも言えない気持ちになってしまう。

 普段は威勢よく「株を買わない奴は、失格だ!」くらいに煽っているのが、こういう時に狼狽えている。

 でも、狼狽えるのはまだ責任を感じているのがわかるので、良い方だと思う。

 

 「ホンモノ」は、信者やファンもあっさり切り捨てるからね。

 

 で、今回は特に、NISAが新制度になってから始めた人が、「岸田政権に裏切られた!」と叫んでいる、とのこと。

 

 あれ?新NISAっていつからでしたっけ?まだ半年くらいですよね?

 

 うーん、半年で「騙された!」と一喜一憂するのは、早いような気がする。

 

 というのも、管理人はコロナ前からNISAとIDECOをやっておりまして。

 

 今回は、さすがにNISAで責任追及が発生するのもどうかとおもったので、NISAについて書きます。

 

 

 で、財テクとかに疎い管理人が、なぜNISAやIDECO(めんどくさいからカタカナにします)に手を出したか、というと、「老後の資金確保」のためです。

 

 管理人は、これが一番、気になる点なわけです。

 

 なんせ、管理人の代からは年金もあてになりませんので。

 管理人の20代の頃から、「この世代は元本割れになる」と経済誌で繰り返し叫ばれておりました。

 

 40代の人に聞きたいけど、どうっすか?年金を受け取れると思う?

 

 今回の株の暴落で、ニーサや株式投資で損した人を指して、「お金だけを考えているから罰が当たった」的なことをコメントするご高齢のコメンテーターがおられます。「自分のことしか考えていないからだ」とも。

 

 でもねえ、もう皆さんから下の世代は、年金を当てにできないのですよ。

 

 今の世代までは増税などでなんとかしのぐことができましたが、下の世代は自衛をしなければならない。

 今回のNISAの制度変更も、「年金はあてにするな」という、政府のメッセージだ、ととらえる人もいます。

 まさに「説教するなら年金よこせ」というのが、下の世代の多くの本音。

 

 

 というわけで、お小遣いを減らしてでもイデコとニーサを優先してまいりました。

 

 つーかね、正直言うと、イデコもニーサもよくわからないうちに始めたんすよね。

 

 最初は違いもよくわかっていなかった(爆笑)。

 

 管理人は、積み立て貯蓄のつもりでやっていました。増やそうとか、儲けようとは違うかな。貯えのための口座というか。

  

 そんな感じで始めたので、株式の動きなども興味がなく、毎月、地味に「貯金」してきたわけです。

 

 最初に、「ニーサってスゲー!」と思ったのが、去年のこと。

 「いくら溜まったんだろう」と見て見たら、驚きの額になっていた!

 

 明らかに増えているんですよね。

 

 おそらく、昨年までの数年間でも、大きな値動きがあったとおもうんですよ。

 

 上がったり、下がったり。でも、全く興味を持たなかった。なんせ「貯金」のつもりだったので。

 おそらく、株式について知識を持っちゃっていたら、右往左往して「売る」「買う」を繰り返して、結局は損をしていたと思う。

 

 なので、開始して半年で暴落したから「騙された!」と言うのは早いのではないか?と思う。

 

 イデコとニーサは、年金のつもりでやって、余力で株式投資なりをすべきと思います。

 

 で、ニーサの良い点をあげると、結構大きな金額を降ろしても、税金がかからない、という点があります。

 

 社会に出ると、お金を動かすことは面倒くさいこと、とわかると思います。

 

 なんの税金が発生するかわからない。その点、ニーサは非課税。これはうれしい限り。

 

 政権や政治に色々な意見を持つのは当然だけど、このニーサの枠の超拡大は、評価されてもいいと思う。まあ、他のところは管理人にはわからないけどね。

 

 あと、これは賛否あるけども、ニーサは比較的自由にお金の出し入れができるので便利ですね。

 

 今って、銀行口座を作るのが難しいでしょ?管理人の若いころは免許と印鑑があれば、すぐにつくれたのだけどね。

 しかも、会社名で作れば同じ銀行でもいくらでも開設できた。

 今は法人口座を作るのは、とっても面倒くさいです。ゆうちょ銀行なんて、行政書士さんとか司法書士さんに任せたくなるレベル。まあ、やってくれないと思うけど。

 

 なので、ニーサは貯蓄口座として使い手があります。

 

 後は、貯金と思ってほったらかしにする気構えでいいのでは?

 

 ベネズエラジンバブエのように、一夜で通貨価値が失われるような政変が、日本に起きるとは思えない。

 

 若い人は、まずニーサの枠を埋めることを目指すのが、「確実」と思う。

 1800万円は、20代なら40才になる前には達成できるかもしれない。

 

 ただ、50代後半の方はどうなのだろうか。

 

 ニーサって、株式投資とは違って、小さい金額を長い年月かけて行うものだというのが、数年経験した管理人の感想です。

 

 管理人は、とりあえず1800万円の枠を埋めることを目標にしています。夫婦で3600万円?ゴールは遠い。