白熱した熱戦が続く、パリ五輪。
今回は、様々な競技で判定に疑問が呈されていますね。
日本だけが不満を持っているのかと思ったら、他の国も不満を持ってるようで。
今回、見ていてがっかりしてしまったのが柔道。
メダルが取れなかったから、ではないんですよね。
ブラジルの選手が畳に唾を吐いたり、試合終了後に暴力をふるったり。
管理人も高校時代に柔道の授業がありました。
柔道って、最も「礼」に厳しいかと思っていた。
管理人は体育会系とは真逆の人生を歩んでおりますし、礼儀も理解しておりません。
それでも、今回は疑問に思ってしまった。
柔道をやっていないから、日本代表については柔道関係者にお任せするのが筋ですが、他の国の選手のふるまいは、もはや格闘技の試合そのものとなっていて不快に思ってしまった。
昔、バーでバイトした時に、そこの店長さんに「日本人は何にでも「道」を作りたがる」と話していたのを覚えておりまして。
バーテンにも「バーテン道」を唱える人も、日本にはおられる、とのこと。
野球だって、もともとはアメリカの競技なのに、日本では「道」がしっかりできている。
外人は、そのような「面倒くさいこと」はせずに、競技自体に取り組む。
柔道はどうなるべきか?
ネットでは、様々な意見があふれています。
国際化の時代なのだから、海外にあわせるべき。もしくは、日本の柔道を守るべき、などなど。
どっちが正解か?
この時に参考になるのが、ナポリタンです。
ユーチューブでは、日本人がイタリア人にナポリタンを食べさせて感想を言わせる、という動画がたくさんあります。日本人相手の再生数稼ぎの方法がわかっているであろうイタリア人の方は、自らナポリタンを食べて「おいしい」とサービスコメントを述べる。わかってますね、と言わざるを得ない。
そういえば、以前、「日本に住む外国人女性の生活」について、地味に更新していたオランダの女性がおられまして。オシャレとか、日本の食レポなどを行っていたのだけど、全然、再生数があがらない。ところが、ある日突然、「温泉入浴動画」を挙げたのです!すると再生数が爆増!味を占めた女性は、その後も連発したとさ。
不謹慎ではありますが、「わかっちゃったんだ」と思ってしまった。なんてわかりやすいんだ、JAPANの男は!!
とにかく、ナポリタンを食べさせる動画がありますが、イタリア人が日本でナポリタンを食べる場合は「これもあり!」とサービスコメントをしてくれますが、本場のイタリアで同じことをした場合は、軒並み悪い反応。「味はいいけど、これはダメ」的な。
そう、イタリア人にとって、ナポリタンはありえないのです。
イタリアと言えば、EU加盟国なので、日本よりもよっぽど外国人の来訪が多いと思いますが、それでも「正式なイタリア料理」を頑なに守っています。
日本よりも「グローバル化」しているはずなのに。
イタリア人は、決してナポリタンを認めない。
それは、「自分たちがイタリア料理を守らなければならない!」という決意を、国民レベルで持っているかのよう。
では、日本の「柔道」は?
「柔道」か、「JUDO」か、どちらを選ぶのか。
グローバル化が進む中、選択が迫られているようです。