「古代ローマとヴェネチア」などという、壮大なテーマを掲げたくせに更新ができておらず、申し訳ありません。
わずかではありますが、ご覧いただいている方がいるため、最近のことなどを。
ひょんなことから数年に一度の大処分みたいなことが始まりまして。
もうしばらくかかる模様。
ローマとヴェネチアですが、どちらも塩野七生氏の著作をもとにお話ししようと思いました。
欧州はおろか、アフリカ、中東までをも支配した世界国家のローマ帝国と、領土を持たず、国家を上げて経済にまい進した都市国家ヴェネチア。
塩野氏は、両極端の国家を取り上げていました。
塩野氏は、二つの国家に共通する点に興味を抱いた、とのこと。
それはどちらも1000年もの長期にわたって存続しただけではなく、世界や欧州の中心となり続けたこと。
古代から興亡を繰り返してきた欧州で、なぜこの2つの国は生き残ることができたのか?
なぜ、日本が存続できているのか?という疑問へのヒントが明示されています。
夏休みが近づいてきました。
この夏、ぜひ、この2つの作品を読むことをお勧めします!まあ、ローマ人は長いけどね。