管理人の趣味は「歴史のお勉強」です。
「お」をつけているのは、「勉強」と書くと、なんか「高尚なことをやっているんだぞ！」とアピールしているような印象をもたれてしまうため。
趣味で好き勝手にやっているので、勉強と言えるようなものではないし、別に歴史に詳しくなったからと言って、人生で得することはありません。損することもありません。お金を増やすことができるわけではないし、女の子にモテることもありません。むしろ歴史を語ったら女性は離れていきます。妻は、管理人が歴史を話し出した１０秒後に寝ることができるようになってしまいました。
そんな身近な人物すら影響下に置くことができない趣味、それが歴史です。
なんで歴史のお勉強なんかするの？とよく聞かれます。
野球を好きな人が、平日の朝にも関わらずわざわざ早起きして朝野球をする、ゴルフを好きな人が奥さんにチクチク言われながらも打ちっぱなしに行く。
皆さん、なんで野球やゴルフをするんですか？お金になりますか？社会がよくなりますか？「絶対にプロになってやる！」という強い動機を持っていますか？
そんなことを考えず、「好きだから」やっているんじゃないですか？
歴史だってそうです。理由なんかないです。好きだから、「お」勉強をしているんです。
好きでやる歴史には、「論破」とかないです。他の人がお勉強した歴史の話を聞いて「あ～、面白い考えだなあ」とか、「え！そんな本もあったの？」と感心する。
所詮は趣味だし、別に「ノーベル歴史賞」をとりたいわけでもありません。なお、もし本当にノーベル歴史賞があるならば、管理人の自慢の論文「実は信長は異世界から来た異人だった！」を発表しようと思います。
とにかく、歴史は趣味の範囲を超えません。
それに、結局、タイムマシンにのって見に行かない限り、誰も「絶対の正解」なんてわかんないんだから！
本能寺の変だって、明智光秀が「ノリで火をつけちゃった」かもしれないんだし！
でもそれじゃつまんないじゃん！！
なんかこう、もっと壮大なロマンがあってほしいじゃん！！
スペインと共同していた、とか、そういうグローバルな陰謀があってほしいじゃん！！
・・・・・とにかく、「ノリで火をつけた」は冗談にしろ、歴史という絶対的正解のないものを語る以上、読む側も「そういうもの」と受け取っていただきたいと思うのです。
歴史は娯楽です。大河ドラマも絶対ではありません。フィクションです。でも、それでいいのです。だって娯楽なんだから。
・・・・・こういう長い前置きを書いたのも、これから語る歴史も、結局は管理人の「お」勉強の範囲を超えない、ということ。その時点での一つの自分なりの「結論」ではありますが、自分もまだまだお勉強中で、書いた内容も変わるかもしれない。
自分は歴史で「○○学説派」などという特定の派閥に加わって、激しい論争をする気はありましぇん。どっちも楽しいところをつまみ食いする心意気です。
年末の娯楽の一つと思っていただけたらさいわい。
