いよいよスペイン戦が迫っている。
どうあっても逃げることなどできない。
戦う準備はできているのだろうか?
ドイツ戦後にもこのブログで語ったことだが、今の日本代表に実力があることは証明されている。
しかし、コスタリカ戦では、専門家による冷静な分析記事によれば、メンタル面で油断、もしくは守りに入ってしまった、とのこと。
どんな強豪国でも守りに入ってしまったら負けてしまうことが多い。
1998年フランス大会で優勝したフランスは、「前回王者」として臨んだ2002年大会ではトーナメントに進めなかったどころか、1勝もできずに去っていった。
ましてや世界的にはサッカーの「新興国」、いや「後進国」とされる日本が、守りに入って活路が開けるだろうか?
というわけで(?)、今回は、もう一度、選手たちの心を鼓舞する曲を紹介しようと思う。
やはり昭和がメインになってしまうのでごめんね。
Linked Horizon / 紅蓮の弓矢 歌詞付き - YouTube
いきなり近年のヒット曲を紹介してしまったが、まずはコスタリカ戦以降に増えてしまった「悲観主義者」へ捧げる歌を。
歌詞中の「屍踏み越えて 進む意思を 笑う豚」は、まさにコスタリカ戦以降にこぞって批判を開始した「外野」の事を指す。
でも、所詮、外野は誰かが切り開いた事実に、従うしかない。
決定権は外野にはない!ピッチに立つ自分たちにあることを忘れるな!
未来は日本代表の手の中にある!
TOUGH BOY by TOM★CAT 【90'sフルバージョン】 - YouTube
昭和に絶頂だった週刊少年ジャンプ。
中でもバトルマンガが空前の人気を得て、ドラゴンボールをはじめ、様々な「戦い」を主題としたマンガが掲載された。なぜか「ターちゃん」までバトル展開になってしまった!
その一角を担ったのが、「北斗の拳」だ。
日本代表よ、日本に伝わる北斗神拳を身に着けて望め!「サウザー編」がおすすめ。
プロゴルファー猿オープニングテーマ「夢を勝ちとろう/水木一郎」 - YouTube
今年、日本の漫画界を強力にけん引した巨匠が、亡くなった。
藤子不二雄A先生。
ギャグマンガからダーク作品まで、幅広い作風で日本人を飽きさせることがなかった。
その中でもプロゴルファー猿は、独特の雰囲気を持っている。
何よりもゴルフへの深い憧憬と愛情を感じる。
藤子A先生は、作品に、当時の世界のトップ選手だったジャックニクラウスなどを登場させ、その偉大さを語って見せた。それはゴルフの分野ではいまだ、日本とアメリカ・世界とは大きな隔たりがあることを読む側に実感させた。
しかし!一方でA先生は、日本人を鼓舞してもいた。超人的な才能を持つ「猿」に、世界と伍する日本人選手の姿をゆだねていたのかもしれない。
それから月日がたち、昭和が終わって平成に至り、令和へ。
2021年5月、日本人がマスターズで優勝することを、誰が想像できただろうか。
プロゴルファー猿が描かれた時代から半世紀以上を経て、ついに日本人は成し遂げた。
ある意味、A先生は日本人が世界の舞台で頂点に立つのを見届けて、旅立っていった。
マンガみたいなことが現実になったのだ!
上記を語ってから、サッカー日本代表に問いたい。
日本がワールドカップで優勝することは不可能なのか?
いつまでもベスト16どまりのまま、この先何十年と足踏みするのか?
ゴルフで日本人が世界を制した、テニスだって大坂選手が優勝した、冬季分野でも日本人の金メダルは珍しくなくなった。野球では大谷はメジャーで二刀流を実現させた。
サッカーだけが、このまま「出場することに意義がある」を続けるのか?
歴史を作る権利は「日本代表」にしか与えられていないことを、思い出してもらいたい。
藤子不二雄A先生のご冥福をお祈りいたします。
Mary's Blood「ペガサス幻想」MV(2020年8月26日発売) - YouTube
最後にこの昭和の曲を紹介する。
そうさ、コスモを感じてくれ!!