昨日もレモンチューハイを飲みながら観戦してしまいました(苦笑)。
マススタートは凄かったですね!
まず男子の土屋選手、一戸選手が入賞!
マススタートは初めてじっくり見たけど、9割方駆け引きしてる!
なかなか集団から抜けず、むしろ先頭にならないために減速して後ろに行っている。途中で姿勢を起こすレベルだから、わざと遅くしているんでしょうね。
見ている分には楽しいです。でも、危険だよね。
そんな中、土屋選手、一戸選手はともに終盤まで優勝を狙う位置につけていました。
ほんとね、優勝できるんじゃないか、と期待させた。しっかりと4週目、8周目のポイントは獲得していたし。
でも、優勝は、それまで一度も目立たなかったドイツの選手。
彼はずっと、影を消していて、いきなり最終盤で加速していた。
正にバトルであり、駆け引き。スケート技術を極める、というのとは違うかもしれないけど、こういう楽しみ方もあるんだ、と知りました。
それに、この競技こそ体のでかさがモノをいうとおもう。
日本勢に限らず、体の小さい選手が集団からはじかれる場面が何度もありました。
ほんと、集団の選手の列は「肉の壁」みたいなもんで、大きい選手でも列に加わりたくても加われないでいましたからね。
そんな中で、一戸選手と土屋選手が入賞!!
見事としか言いようがない。今朝のインタビュー記事によると、二人とも最後はコーチの意見よりも自分の考えを優先したそうです。「申し訳ない」「怒られる」と書いてあったけど、後悔はしていないことは、文章からでも十分伝わりました。やり切ることができたようで、それが一番ですね。
そして女子。
高木選手(お姉ちゃん)は、残念としか言いようがない。でも、終始、先頭を伺う位置にいて、ほんと最終盤で先頭に出ていたので、さすがだなあ、と思ってしまいました。
でも、年間にあんなに滑っていても転ぶんですね。
よく考えれば、野球だって3割打てば「スッゲー選手だ!」となるんですもんね。
ここまでくると実力不足ではないと思う。一年にそれだけ滑ってやり切って転んだのなら、しょうがないんだよ。
変に緊張したり、失敗を恐れてビクビクしながら完走するのと、思い切って勝負に出て転ぶのと、後々、どっちの方が自分的に「スッキリ」できるのか。
同じ失敗でも、どっちを選択したかで、後の人生が変わると思う。
「やっとけばよかった」という後悔は一生つきまとってしまうけど、やり切っての転倒なら、いずれそれを笑い話で語れるようにもなるので。
で、佐藤選手は見事に入賞しましたね!
準決勝が見事でね。
離されず、押し出されず、存在を消していたものの、最後にしっかりと2位でゴール。決勝は本人のコメント通り、反則じゃねーのか?と酔っ払いでもわかるレベルのことがありました。ある選手は明らかに佐藤選手に横から手を出して妨害していた!
あれはさすがにないだろう、って。
駆け引きのカンが十分にあることは準決勝でわかったので、入賞は堂々たる結果!手を出さなければ勝てなかった、というのなら、後悔する価値はないので、気にしなくていいと思う。
あと、このブログでは触れてこなかったのがフィギュア。
すんません、良しあしがわからないのです。「トリプルトーループ」と言われても、よくわからないのです。よくわからないことを語ってしまうのは失礼と思って書かなかったんだけど。
昨日、フィギュアのペアで、日本選手が初めて入賞を果たした、とのこと!
これまでは14位が最高だったとのことで、ついに一つに壁を超えることができた、と言えると思います。
一つの壁、というけど、壁っていうのは一回超えてしまうと簡単に超えることができるようになるので、出場したペアの選手をはじめ、後続にも大きな道を開く結果になったと思います。おめでとう!
さて、ジャンプやスノーボード、スピードスケート、ノルディック複合その他など、連日のように興奮を届けてくれた冬季五輪ですが、いよいよ本日が最後。
そして「大トリ」と言う感じで、ロコソラーレが登場します。
4年前の活躍で急激に注目を集めたカーリングですが、まさか最後を飾る注目を集める場面で試合をすることになるとは!!
1980年に、一人の「オッサン」が日本の端っこにある田舎で始めたことが、40年後に、日本の注目を集めて生中継され、金メダルをかけて戦うことになるとは。
近年、商業主義とかいろいろな批判がされるオリンピックですが、常呂の例はオリンピックが町を活気づけた、「良い意味」でのケースとなりました。
こうなればぜひ、一つの区切りをつけてほしい。
勝とうが負けようが、IOCに直接、北海道には一つの競技で大きく変わった町があることを、示してくれ!
悪運ブログだけど、幸運を祈る!!!