今回、ネットでソ連について検索している内に、以下の曲にたどり着いた。
誇らしく威圧的、聞いている内に高揚感が高まり勇ましい。
まさに当時の「東側」諸国の特徴を表している曲。
なんとこの曲、数年前にネットゲームのBGM用として作曲された、とのこと。つまりソ連崩壊から何十年も経ってから作られた曲。
いやあ、驚いちゃった。だっていかにも「赤い」曲だもの。
今や過去の歴史となりつつあるソビエト連邦は、若者の間でファンタジーを帯びつつ、ある種の憧れになっている、とのこと。
まあ、現代から見ればフィクション小説の存在としては、非常に面白い存在感がありますよね。どこかSFチックだし。
このゲームでは、ソ連がアメリカを凌駕するロボット兵器を完成させていたりするけど、確かにソ連ならありそう。
この辺りは、「ナチスが作った」「ナチスが研究していた」とすれば「なんでもあり」になってしまうのと同じかもしれない。
ちなみに、ソ連が滅んだ一つの理由が、細部まで非常に行き届いた管理国家であったがゆえに、それを管理する官僚組織が肥大化してしまったため、というのもあるらしい。
つまり数年分の消費予想と生産予想を見積り、それにのっとって各分野の細かい部品の生産量と原料調達なども計算していた、と。
なんか難しいことを言っているように思えますが、お近くのパン屋で売っているパンの作られる個数まで、あらかじめ決められている、とお考え下さい。年間100個のパンを作るとして、作るのに必要な卵とか小麦粉とかの調達量も決まっている。そして卵や小麦粉の生産量も計算して算出する。
ヒッジョーに恐ろしい計算量になるわけです。
なのでこれを計画する、要は細かいところまで計算する役人の数も、それだけ増えるということになります。そのために行政組織や官僚組織がとてつもなく巨大化してしまい、ソ連の人口の半数に迫る人が役人に属していた、とのこと。この巨大な官僚組織・行政組織を維持するコストも、ソ連を崩壊させる要因になったそうです。
ということはですね、当時と比べて恐ろしいほどコンピューターの技術が進化した現代なら、もしかしたら社会主義国家は実現できるのかもしれませんね。
社会主義の最終形態って、案外、映画「マトリックス」の世界なのかもしれないね。
もう一度、ソビエトマーチを。
女性バージョン。そう、社会主義国では、男女の別もなかったらしい。理念上は。実態は違うらしいけど。
しかし、ゲーム音楽と言っても、なんか悔しいですね。かっこいいじゃないですか!
ソ連ばっかり、ズルイ!
日本も何か対抗できないか、と探したら、ありました!
日本らしさを出しつつも、勇ましくなれる曲が!!
サクラ大戦OP FULLver 檄!帝国華撃団 - YouTube
日本の未来は2次元に託した!!!