明けましておめでとうございます!
誕生以来、一貫して低レベルの質を維持しつつけている当ブログですが、なんと昨年の閲覧数はこれまでで一番多い結果となってしまいました。
今年もひたすら意識の低い記事を掲載してまいりますので、よろしくお願いいたします。
さて、管理人の正月ですが、あるゲームにハマっております。
それは「ドラゴンクエスト3」です。ファミコン版です。スーパーファミコン版ではありません。8ビットのドラクエです。
昨年の すぎやまこういち さんの訃報を聞いて以来、ドラクエのことを思い出していました。
小学生時代の自分は「1,2」は順調にクリアしたのですが、3はクリアした実感が残っていないのです。
すぎやまさんが亡くなったと聞き、「ドラクエ3」をちゃんとクリアしたい!という思いが沸き起こってきました。
しかし現在、ドラクエ3のファミコン版をプレイするのは非常に難しい。リメイク版のようなものではプレイできるのですが、8ビット版はほぼプレイ不可。方法としては中古でファミコンとカセットを入手する、というのがありますが、3はメモリー式になった作品なので、当時の内臓電池がつかいものになるか不安があります。
もう一つは10年くらいまえに「Wii」版で発売された、ドラクエの25周年記念のもの。自分は「Wii」を所有していて、こちらのドラクエは購入していたのですが、「Wii」を触らなくなっていたので、物置の奥深くにしまっていました。
今回、猛烈な「ドラクエ熱風」によっておどろくべき行動力を発揮!
眠っていた「Wii」を起こし、テレビに接続しようとしたところ、問題発生!
ウチにある「Wii」はテレビとの接続部分はビデオ端子だったのですが、2年ほど前に購入したテレビのビデオ端子と形状が異なっており、接続できないのです!
この10年間でHDMIとか様々な接続様式が登場しましたが、まさかビデオ端子の形状が変わっているとは!そういえば昨年購入した「PCエンジンミニ」もHDMIだったような。
テレビの出力部分をよく見てみると、ヘッドホンジャックと同じらしいことがわかりました。
まあ、いつもの飽きっぽい自分ならここで終わりですが、なんせ「猛烈な」熱風に突き動かされていたので、ビデオ端子をテレビに接続すべく、変換できる配線を求めて年末のヨドバシカメラへ!
さすがヨドバシカメラ。ビデオ端子の様々なコードが並んでおります。
で、ビデオ端子のメスと、ステレオ端子のオスを購入。
帰宅後にWiiのビデオ端子と接続しテレビにも接続したところ、無事にWiiのメニュー画面が映りました!
もし家にWiiが眠っているという方がいましたら、まだ変換コードを中継することでプレイできますので参考にしてみてください。ドラクエしかやっていないけど、映像に問題はありませんし、音も支障なく流れます。
ちなみに、Wiiからのビデオ端子は3つ出ていました。黄色、赤、白の3つ。
で、基本的には黄色が映像端子、赤、白がステレオ端子。それじゃあ映像端子をビデオ入力に、赤・白をヘッドホン入力につなげれば画質も音質ももっと向上するのかな?と思い実行してみたところ、映像が映りませんでした。
そんな格闘をしつつも、ついにプレイ開始!
感動しましたよ。ナジミの塔も何もかも懐かしい。
故郷・アリアハンを脱し、盗賊カンダタからお宝を奪還してロマリア国に平和をもたらして王位につき(すぐに退位)、エルフと人間との悲恋の結末をエルフの女性の母である王女に伝えて、改心させてノアニールの人々を救う。
(現実とは正反対に)順調に「善行」を行う管理人パーティ。
ついに「アッサラーム」の街へと到達します。
そのアッサラームの街を夜に尋ねたところ、ある女性が「おにいさん、ぱふぱふしない?」と誘ってくるじゃないか!
ドラクエ名物「ぱふぱふ」ですが、じゃあ具体的に何を意味しているのか、知っていた小学生は少なかったのでは?ただ、なんとなく「蠱惑的なこと」であることはわかります。
ただ、管理人はもはや小学生ではありません。ここまで善行を行ってきた我々一行。ここで少しくらい「息抜き」をしてもいいのではないか?と、「はい」を選択してしまいました。「じゃあついてきて」と言われ、ある建物の2階へ。
そこは狭い部屋で、中央にベッドが置いてあるだけ。
女性は「となりにすわって。明かりをけすわ」とのこと。
で画像は黒一色に。「ぱふぱふ」というセリフが何度か続いたのち、「きもちいい?」と聞かれてしまい、「はい」と答えるヘタレ勇者。アリアハンの母ちゃんが泣いていることでしょう。
初めて親元を離れて一人行動を堪能する勇者でしたが、次の瞬間に思わぬことが!
「きもちいい?」に「はい」と答えた直後、「そうだろう。おれのぱふぱふはうまいだろう」とのセリフ!
次の瞬間、明かるくなり、勇者の隣にはゴツイおっさんキャラが立っているじゃないか!
なんと「ぱふぱふ」をしたのはこのオッサンだった!
勇者の姿ですが、8ビットのドット絵なので表情なんてわかるはずもないのに、なんかがっかりしているように見えます。仲間のサブリーダーである武闘家の「どうだった?」との質問に「・・・・・・」と沈黙を保つ勇者・管理人。
こんなイベント、あったっけ?
これ、今のお父さん、お母さんたちも小学生くらいの時にプレイしていたでしょ?
今、この年齢で見ると「ぱふぱふ」自体、眉をひそめてしまいます。そんなたいそうな倫理観を持っているわけではないけどね。
その上で、このドラクエ3での「男性とのぱふぱふ」イベントですよ。
今の時世なら「アウト」になりかねない表現ではありますが、ここでは当時の倫理観で考えるとして、これを小学生を対象としたゲームで行ってしまう当時のエニックスも、凄いっすね。まあ、キャラクターデザインの鳥山明氏がドラゴンボールで様々な「そっち系」のネタを書いていた時代だったんですけどね。シティーハンターで「もっこり」という言葉が世間に広まりもしましたし。
そういや「にゃんにゃんする」という言葉までありましたね。
若者よ、今のようにキャラクターをセクシーに描けなかった時代、君たちのお父さんたちは、「ぱふぱふ」という言葉だけで満足し、妄想していたのだ!
今の若者は刺激の強いものにさらされていて危険ですね。
これが昭和と令和の大きな違い・・・・。
追記
上記のように「原典」であるファミコン版ドラクエは、現在ではプレーしにくくなっています。
それにドラクエだけがゲームではありません。ファミコンだけでも無数のタイトルがありますし、特に当時のPCのゲームは、無名ながらも今見てもなかなかの良作がたく
さんありました。
ここまでのPCゲーム文化は、まさに日本独自と言えると思います。
そろそろ日本が中心となって世界を席巻した時代もあったアニメ・マンガ・ゲームを、他の古典などと一緒に国が保存する必要があるのではないか、と割と真剣に考えた新年の一日。
そして、長らく接続の基本方式であったビデオ端子も、予想以上に早くに姿を消してしまうかもしれない。そうなれば過去のゲーム機の多くがプレイ不可能になってしまいます。
時代は変わるもんですね。