2021年10月30日、栗山監督が最後の試合の指揮を執りました。
なんと気づけば10年も経っていた。
現代のプロ野球で、こんなに長く監督を務めた人って、いないような気がする。
しかも「常勝」というわけでもなかった。
成績的には低迷していた時間の方が長かった。
それでも強い時は、もう、しびれるような勝ち方をする。
何よりも、この10年間、絶えず「新人」が出続けた。
いつも何かワクワクさせられました。
そしていつも暖かそうだった。
何すか?「暖かそう」って。野球の感想にそんなのあるんかい?!
でも栗山監督のチームはそうとしか言えないのです。
体育会系、とか、野武士とか、そういうのとは違うのです。
そして選手だけではなく、観客もそれを感じる。
そう、必要以上に尖った選手批判がなかった。誹謗中傷が問題視される昨今ですが、栗山監督は最初から、言葉が優しかったですね。
「プロ野球らしくない」と言われるかもしれないけど、おかげで子供でも近寄りやすかったのは事実。
これでいいんじゃないだろうか。北海道のチームは。
もう、長ったらしい文章はおしまい!
大谷や上沢など、多くの選手を輩出し、「二刀流」や「オープナー」、「二番強打者」などの様々な戦術を披露した栗山スクールはこれにて終幕。
「栗山イズム」は門下生たちに託された!!
そして新庄監督、何か面白いことをやってくれ!!!
栗山監督へ、以下の歌でも捧げて慰労させていただきます。
「ならず者」って、球界の反対を押し切り続けて突飛なことばかりやってきた栗山監督に、ぴったりの呼び名だと思う。
しかも柔和な顔して、結構、頑固者。
そろそろ、一野球ファンに戻って、プロ野球と熱闘の甲子園を観戦してもいいんじゃないですか?
Desperado / Eagles Unplugged cover by Ai Ninomiya - YouTube