今年の意識低い系流行語大賞のノミネート作品をご紹介したばかりだが、ここにきてメガトン級の「意識低い系語録」が発掘された!!
皆さんもご存じの通り、某国会議員が過去にSNSで、非常に意識の低い投稿をしていたのだ!!
正直、「JK」以外は声を出して笑っちまった!!!
いい感じの意識低いっぷり!!
・・・・・・正直、ちょっと複雑な気持ちもありまして。
まあ、自分もいい年してこんなふざけたタイトルのブログを書いている、というのもありますが。
自分はこのSNSだけでこの方を憎む気にはなれず。
「JK」表現以外は、不快に思う方もおられるかもしれないけど、面白いと思う人もいるだろうし。
自分はロリコンではないので、JK・JCは不快に思ったけど、「虚構の世界」として楽しむ他人を否定できるのか、となると何とも言えない。
ヤフーなどのコメントで「いい年して」とか「こんなの世間に発信できない」なんて書いている人もおられますが、誹謗中傷はよくないけど、そんなお利口さんの書き込みばかりを見て、何が面白いの?と。
自分は読書や短文を読むことも、全て娯楽と考えています。
そして文章は、何もすべて格調高い、文学賞を狙うレベルのものばかりじゃないとダメ!なんてことはないと思います。
自分の学生時代からネット掲示板が徐々に大きくなっていき、問題も発生しました。
でも、それ以上に一般人の面白い文章や感動する文章、ほっこりする文章、時に沈鬱になる文章、ダークな文章など、多くのジャンルを気軽に楽しめるようにもなりました。
娯楽の幅が広がった、ともいえる。中には懐かしの「電車男」なんて作品も出てきた。フィクションかどうかなんてどうでもいいんです。ブンガク的かどうかもどうでもいい。ついつい先の展開を気にしてしまう。
大体、読む側も、全員がダメ出しできるほど「ブンガク的表現」を理解できるのでしょうか?
面白い文章に、年齢も職業も関係ないと思う。さすがに国会議員はどうかと思うけど。
匿名には様々な異論もあるだろうけど、個人の状況を超越して、好きなことを書ける、というのが悪いことばかりだとは思えないのです。(もちろん誹謗中傷以外)
野球やサッカーに「少年団」「クラブチーム」があるように、文章だっていきなり「文学賞」を取らなきゃだめ!となるのではなく、文章を書くことが好きな人の層が厚いことこそ、ブンガクなるもののレベルも向上するのではないか、と思うのです。
文法が下手だ、点の位置がおかしい、などとダメ出しする人もいるけれど、それは素人の草野球の試合を見て「投げ方がおかしい」「もっと腰をこうしろ!」と、いちいちプロの解説者ぶっている人と同じ。
野球やゴルフを楽しむように、文章を書くこと自体を楽しんでいるだけ。
自分は映画鑑賞も娯楽として考えているので、B級映画が大好き。文章にだって「B級文化」があったっていい。
何を見るか選ぶ権利は誰にでもある。