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20代の内にやっておくべきこと 3選

 

 今回は、即興で思いついた、独断と偏見による「20代の内にやっておくべきこと」をお話しします。

  

 「独断と偏見による」の言葉通り、40代中盤の男が、つくづく「やっておけばよかった」と思うことを書き連ねます。

 といっても、難しい経済本を読破しろ!とか、この資格を取っておけ!などというつもりはありません。

 若いころって、「身分不相応なのでは?」などと勝手に周囲に気を使って、自ら行動を縛っていたこともあったように思います。また金銭的なことを考えて実行しなかったこともあります。

 今から思えば、大したことないようなものばかり。

 

 今回はそういった「ちょっとの勇気」を出しておけばよかった、と思うことを上げてみます。

 

 

 1、ファーストクラスに乗る

  

 「ファーストクラス」と聞くと、どのようなことが浮かびますか?

 ゆったりとした席、最高級の食事にお酒。何ともリッチな感じが連想されます。

 「ファーストクラス」ほど、ステータスを感じる響きはありません。

 そう、この「ファーストクラス」という言葉に気圧されていませんか?

 なので国際線はおろか、国内線のファーストクラスですら、自分とは遠い存在に感じていました。

 40才になったとき、はじめて国内線のファーストクラスに乗りました。待合室からして別でしたし、料理も素晴らしかった!王様気分を味わいました。

 このお値段が航空券+9000円くらい。

 この9000円をどう思いますか?たかだか札幌と羽田の1時間半にそんなに出すのはあほらしい!と思うかもしれないし、自分もそう思っていました。でも、ファーストクラスに一度は乗ってみたい、という気持ちは消えませんでした。

 でも、乗った後に思ったんですよね。もっと早く経験しておけばよかった、と。もちろん9000円の価値があったし、何よりもずっと気になっていた「モヤモヤ」がなくなった。

 それに社会人にとって9000円は、確かに高額ではあるけど、払えない金額ではありません。

 20代のころは、お金もないかもしれないし、9000円は40代のオッサンに比べればかなりな高額とは思うけど、払えない金額ではないと思います。むしろ早いうちに経験しておくべき。

 正直に言うと、大満足だったのはもちろんだけど、「こんなもんか」とも思ってしまった。

 今回は国内線のファーストクラスの話ですが、もちろん国際線に挑戦してもいい!今思うとね、もちろん貯金は大事だけど、20代のお金はもうちょっと「身の丈に合わない経験」に費やしてもよかったなあ、と思います。20代って、なんだかんだ言って、失敗してもなんとかなってしまう。もちろん他力の場合もあるけど、いいんだって!30歳になるまでに帳尻が合えば!30代からでも十分、貯蓄などの先を見通したことができるから、20代はそんなに先のことを考えすぎなくてもいいと思います。

 なお!これは重要だけど、貯めてから使う、を忘れない!!借金はダメ!するとしたら返済計画はしっかりするべし!若いころについた借金癖は、なかなか、消えない!!

 

 

2、スイートルームに泊まる

 

 これもファーストクラスに似たものがありますね(苦笑)。とにかく、セレブと言われることを、一度はやっておきましょう。20万円くらいの部屋なら、20代でも貯められると思う。

 ・・・・・自分はまだなんだけどね。

 

 

3、勉強する

 

 おっと、なんだか意識の高いことを書いてしまいましたね。

 でも、ここでいう「勉強」は、「資格のための勉強」とか、「よりお金を増やすための勉強」ではないのです。

 皆さん、なにか学びたいことってありませんか?興味のあることとかを、もっと深く勉強したい、っておもうことはありませんか?医学は医学部しか勉強してはいけない、みたいな空気がありますが、別に学歴に関係なく、参考書を買って勉強してもいいわけです。物理が好きだ、とか、学問ではなくても、昆虫が好きだからもっと詳しくなりたい、とか。

 ここでいう「勉強」は、お金にはならないようなことを指します。また、学歴も関係ありません。文系・理系も関係なし!!好きなものを学ぶ。

 今、強烈に思うのです。自分にまとまった自由な時間が与えられたらどうしようか、と。家にこもって勉強したい。歴史とか地理とか、ビジネス系や意識の高い人に怒られそうなことを、真剣に深く勉強したい。

 年相応な収入を得たとしても、時間だけは自由にできません。20代って、なんだかんだいって時間があるんだよね。真夜中まで起きていてもへっちゃらだったし。

 

 そして、そういう勉強って、「無駄」じゃなくて、生涯の趣味になるんですよね。

 「効率よく生きること」ばかりを考えている人は不幸です。話していてもつまんない。ビジネス系ユーチューバーの内容が、しばらくしたら飽きてしまうように。

 それに「自分は効率良く行動できているか?」などと考えると、物事や行動が無意味に感じられてしまいます。

 

 でも!趣味や勉強をやるために自分の時間を作ろう!と考えた途端、「効率」を自然に考え始めます。趣味はなんでもいい!「大人向けビデオを見るために時間を確保するぞ!」でもいいし、「キャバクラに複数回行くには、時間とお金をどう用意すべきか?」でもいい。

 

 「効率よく生きる」を目標にすると意識高い系な生き方になってしまうけど、目的があって行動すると、いつの間にか効率を意識するようになるよ。

 

 

 以上が自分が「若いうちにやっておけばよかった」と後悔していることです。

 

 笑い話みたいな感じですが、少し前にネットである書き込みを見てしまいまして。

 

 投稿者の父親が死ぬ間際に、もっと贅沢をしておけばよかった、と泣いて後悔していた、と。

 

 お父さんはとても真面目だったらしく、若い内からお金でも生真面目だったそうです。でも、本当は高級店で一流料理を食べて見たかった、とか、海外旅行に行ってみたかったそうです。

 

 自分の国内線のファーストクラスの話じゃないけど、一度経験すれば気が済む、ということって、意外と多いもんです。

 

 高級料理も、一度食べることができたら満足するかもしれないし。

 

 年配の人に「生意気だ!」と言われるかもしれない、なんて心配もしなくていいです。経験することの方が、多くを得ることができるので。

 

 あなたは、「やる後悔」と「やらない後悔」のどちらを選びますか?