＊＊今回の内容は、ＡＶのことにも触れますので、閲覧注意でお願いします＊＊
先日、話題のネットフリックスのドラマ「全裸監督」を視聴しました。
ネットでは凄い評価が高かったので、どんなもんかな？と。
しかしまさか、あの村西とおる監督が海外にも配信されるドラマの題材に選ばれるとは。
で、ですね、内容ですが、確かに過激な描写があるので子供向けでは全くないし、女性も不愉快に思われるかもしれません。
が、ドラマの内容としては面白かった！
村西とおる氏の全盛時は、自分は中学か高校生であったため、彼の「作品」を見ることはできませんでした。まあ、そっち方面への興味もあまりなかった（爆笑）。真面目な生徒でしたしね。
でも、テレビには村西氏は頻繁に出ていました。
あの当時はバブルだったので、地上波テレビでもフツーに過激な番組がありましたし。バカ殿様なんて、夜７時台なのに女性の裸を放送していましたし（苦笑）。やっぱり景気が良かったから、それも史上空前ともいうべき好景気だったから、作る側も見る側も心が派手になっていたのかもしれませんね。
なんせバブル時に就職した人によると「お金が余って余って仕方なかった」なんて言ってますし。
一回、経験してみたいですよね。
それはさておき、村西とおる氏ですがとても優秀なセールスマンで、百科事典の訪問販売でトップとなり、次にいわゆる「違法な本」を販売して巨大グループを形成して北海道を制覇してしまいます。
今じゃすっかりなくなりましたが、ほんの２０年前までは「変な本を売っているお店」がありました。そして「裏本」も存在していたらしい。オホーツク地方のある都市では「スーパー〇〇」という個人商店が「そういうものを扱っているのでは？」と噂されていました。
ネットが普及した今ではビデオを売るお店もなくなりましたし、ついにはコンビニからアダルト雑誌が姿を消しました。
でも、村西監督が大活躍した時代っていうのは規制もなかった時代。
そしてビデオデッキが普及し始めた時代。
そう、まさに本格的な「アダルトビデオ」時代が訪れる直前だったのです。
この時代の流れに乗って、村西監督は過激な作品を作り出します。
確かに村西監督は、ＡＶの何かを変えたと思う。
管理人はアダルト作品を見ることはなかったのだけど、村西監督が騒がれる前までは「にっかつロマンポルノ」とか、アダルトな作品は映画館で放映されて、映画作品を意識したようなものが多かったとのこと。
それが村西監督の時代から、「いやらしさ」を前面に出した作品が増えたそうです。
いわゆる「ポルノ映画」と「ＡＶ」が完全に分かれ始めたとき、とのこと。
・・・・まあ、熱く語ることでもないのだけど（苦笑）、村西監督の「功績」と思われます。
で、ドラマではＡＶ会社立ち上げしてすぐにハワイで撮影を行って逮捕されていますが、実際にはハワイで逮捕される前までにも、何度も未成年を作品に出演させて逮捕されているとのこと。なんとドラマよりも事実の方が「過激」だった！
そして村西氏を語るうえで外すことができないのが、女優・黒木香氏。
村西作品の象徴ともいえる存在で、地上波の番組にも村西氏と黒木氏が同時に出ていることが多かったので、思春期の自分はてっきし夫婦かと思っていました。
黒木氏の当時のメディアへの出演はすごかった！
今の若い人にはわからないかもしれないけども、お下品なバラエティから討論などの真面目番組まで、ジャンルを問わずに出演しまくっていて、一時期は「時の人」になっていました。
村西氏と黒木氏が、時代を変えたとも言えます。
ドラマも良くできている。
というか、主演の二人が凄い！
村西とおる役の山田孝之さん、黒木香役の森田望智さん、ともに「リアルタイムで見ていたんじゃないの？」と思うくらい、本人たちのイメージにそっくり！
あれ、やっぱり当時の映像とかを見たんでしょうかね？
今後もドラマの感想などをお話ししようと思います
